せこいねぇ

延々と言い訳をする舛添都知事だった。

正月休みに家族と泊まったホテル代金37万円を、政治活動だったと騙して政治資金からちゃっかり支払っていた舛添都知事。言い訳をする会見を観ていて、笑ってしまった。

家族4人分の食事代と宿泊費をせこくタダにしようとしただけなのが丸見え。
それなのに必死で正当な理由づけをしようとするから、しらけてしまう。

「ごめんなさい、お金ごまかしてました」と言えば良いだけのこと。
人間性がすっかり見えたようで、そっちの方がショックだ。

庶民派をアピールし、「改革」の旗頭だったかつての面影はどこにもない。

せこいねぇ、そんな感じを一層強めただけの会見だった。

オリンピック今度は賄賂疑惑

2020東京オリンピックの誘致に2億3,000万円の賄賂疑惑が発生した。

東京開催が決まった2013年9月の前後2回にわたって計2億3,000万円が、オリンピック委員を務めていたセネガルの人物の息子の友人のペーパー会社に日本から送金されていた。フランスの捜査当局がすでに捜査を開始しているという。

この報道に対して、日本政府も東京都知事らも否定しているが、捜査当局は日本からシンガポールの口座に振り込みされている事実を押さえている。
賄賂を送ってまでオリンピックを招致したのであれば罪は許されない。
フェアプレーに徹するスポーツの精神に反する恥ずかしい行為だ。

それに、招致委員会などからの送金であれば税金そのもの。
問題発覚を受けながら調査すらしないという無責任な態度では済まされない。

度重なるオリンピックの不始末。
今度は賄賂という最悪のシナリオになってきた。