久しぶりにメンテナンス前後をご紹介する写真たくさん記事です。
昨年末に少々、薄汚れたシリーズ16を入手しました。
どんな状態かをご紹介すると、
遠目ではあまりヒドイところは無さそうです。
各部分にも決定的なダメージはありません。
肝心な心臓部はどうでしょうか?
こちらも年式相応の汚れ方で、どうやら大丈夫そうです。
なんだか楽なメンテナンスになりそうだなと、
気を緩めた途端、強烈に芯が固着していることが判明。
芯固着は軽症から重症までいろんな状態がありますが、
このアラジンはかなりの重症で、軽症時の対応をしても
ウンともスンとも動きません。
格闘すること約2時間。
ようやく外れました。
固着の理由にはいくつかの原因がありますが、
今回の固着の原因がコレ。
灯油が変質してネバネバ、ドロドロになってからも
さらに放置していたために、灯油が接着剤のようになってしまい
タンク本体とガッチリくっ付いていました。
グルっと一周全てがタンクとくっ付いているので、
一部分が剥がせても、まだくっ付いている所が邪魔をして
なかなか外せないというイヤな症状でした。
とはいえ、これでなんとか全て分解できましたので、
ようやく洗浄工程に入っていきます。
いつも写真を撮り忘れてしまう、タンク本体の洗浄前後は
こんな感じです。
「ひとっ風呂浴びてサッパリしたよ」と言っているように
聞こえたような、聞こえないような。
さてさて、どんどん洗って磨いて、最終工程まで一気に仕上げます。
いつもピカピカにしないと気が済まない燃焼系周りも
いい感じになってます。
各部分の仕上がりも、納得のレベルに。
さて、全景です。
芯固着以外は大きなダメージも無く、
お陰様で綺麗に仕上げることができました。
これでまた一台、ストーブとして復活しました。
このアラジンはどちらのお宅で活躍するのでしょうか。
お宅の物置きのずっと奥の方に、仕舞い込んだままになっている
アラジンを、「もう一度使ってみたい」とお考えの方、
是非、KEM-Gにご相談ください。
丁寧に分解、洗浄して、磨き上げて、もう一度使える状態に
復活させます。
メールは、stovekemg@gmail.com
電話は、090-9380-0821
お問い合わせ、お待ちいたしております。