致命傷シリーズの第2弾。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/d6/d4b65f0e2c94d0d8ffd39cc2f839dc29.jpg?1580086365)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/09/3231a666ff00825519155b7be6faa61b.jpg?1580086749)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/bd/d693f8b25d07a6de42bc776f1bd9545f.jpg?1580087384)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/8e/91b153d41eac6c152e081b46d144e97a.jpg?1580088210)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/8e/632a9b2ec5fabc5460d2ee73c1926d4e.jpg?1580088318)
今回と次回は#15の致命傷について。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/d6/d4b65f0e2c94d0d8ffd39cc2f839dc29.jpg?1580086365)
芯を上げ下げするツマミの上にちょこっと写っているネジ。
今日のテーマです。
#15の芯が上下する機構は以前にもご紹介したことがあるように、
「シーソー」の仕組みです。
写真がコレ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/09/3231a666ff00825519155b7be6faa61b.jpg?1580086749)
ツマミの上に写っていたネジは、ちょうどシーソーの支点にあたる部品を
固定するためのネジで、芯を上下させる機構のカナメとなる部分です。
ツマミをグルグルと回していき、芯が上がりきったり、下がりきると
もうこれ以上はムリだよという感じで、ツマミの回りかたが重くなるのですが、
それを無視して回し続けると、支点の部分に強い負荷がかかります。
あまりに強い負荷がかかると、先程のネジがタンクを突き破って、
陥没してしまうのです。
その状態がコレ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/bd/d693f8b25d07a6de42bc776f1bd9545f.jpg?1580087384)
薄い真鍮の板を突き破ってしまいました。
タンクの内部はこうなっています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/3c/12b7febdbd08a632fc164d7f4e089386.jpg?1580087384)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/3c/12b7febdbd08a632fc164d7f4e089386.jpg?1580087384)
たったこれだけで、支点が固定されています。
そしてタンクの内側には手が入らないので、この陥没は修理ができません。
イコール致命傷。お手上げです。
この症状、結構あります。
ネットオークションで#15を買おうとしている方にアドバイス。
出物の#15が見つかって、競り落とそうと思っても、
このネジの部分の写真が掲載されていない場合は、写真を見せるよう
リクエストしてください。
確認せずに競り落とし、届いてみたら壊れてた。
ノークレームノーリターンと書いてあるので泣き寝入り。
そういう話をよく聞きます。
どうぞお気をつけください。
さて、コメントでお問い合わせいただいた方、
お待たせいたしました。
芯を上げ下げするツマミと軸、そして軸の先端の歯車までの一連の部品は
取り外すとこうなっています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/8e/91b153d41eac6c152e081b46d144e97a.jpg?1580088210)
先端だけアップにすると、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/8e/632a9b2ec5fabc5460d2ee73c1926d4e.jpg?1580088318)
歯車の内側にもネジが切ってあり、軸に取り付けたあと、更にナットで
締め付けて歯車が緩まない構造になっています。
お困りの症状がどのようなものか分からないので、
この情報がお役に立つかどうか分かりませんが、
何かの参考になればいいな、と。
それでは今日はここまで。
先日38型を譲り受けたのですが、タンクとフレームを固定するボルトが2ヵ所折れていました。以前の記事からこのブログにたどり着いたのですが、やはり修理は出来ないのでしょうか?タンクの裏側に物を積めて持ち上げて、なんとか使用出来ているのですが、しっかり直したくてモヤモヤしています。宜しくおねがいします。
お尋ねの件、結論から申し上げますと、ネジとそれを溶接する道具をお持ちならば、
修理は可能だと思います。
残念ながら、私はこの症状を修理したことがないので、想像になってしまいますが。
タンクとくっつけるネジは頭の平らなものがいいでしょう。
固定の方法はドブ付け溶接で。
このドブ付けも私は未経験なので、あまり長い時間、トーチの火をタンクに
向けるとタンクに穴が開いてしまうかもしれません。
答えになっているようで、答えになっておらず恐縮です。
もし、タンクのみ購入という方法をお考えでしたら、ご連絡ください。
こんなことを間違えるぐらい、溶接は初心者です。
シーズン終了後に、プロに任せて溶接してもらうのが確実ですかね?
意外とありそうな故障のわりに、意外と検索しても出て来なくて(^^;)
タンク販売もされてるんですね。ダメそうなら検討してみますね。
こちら入間市在住のものです。
何度かお電話しているのですが連絡がつかなくて、投稿させていただきました。アラジンの修理をお願いしたく、どのようにご連絡すればよろしいでしょうか?
アラジン15型の芯送り部の固定部のネジ落ちですが、
タンクの真鍮が割れても残っていれば、
均して半田による蝋付けができるかと。
最近手元にそのようになったタンクが来ましたが
実験で半田鏝とバーナーで加熱して半田を流し込み
ネジが固定できるまでには修復できました。
(長期使用のテストはできない状態ですが)
タンク固定のネジも同様のやり方で修理できそうな気はします。
(そのうち実験予定。37型以前のネジが太い
ジャンクタンクが手に入れば実験できるのですが。
材料待ちです))
その代わりその周辺の塗装は焼けてしまうので
タンク丸々再塗装になってしまいます。
(うちのタンクは芯送りもダメそうなので
そのまま修理待ち在庫でストックされましたが)
書いてあるご住所に伺いましたが、
どなたも居られず持ち帰りました。
どこに伺えばいいのでしょうか?
お返事お待ちします。
不在で申し訳ありませんでした。
お手数をおかけしますが、kem-g@ezweb.ne.jp まで
ご連絡ください。
どうぞよろしくお願いします。
芯を上下する支点のネジの部分に少しクラックが入ってきています。
ネジを外して真鍮のM3のワッシャーをかまして荷重を分散しようかと思っているのですが
ネジを外すとタンク裏側内部の写真に写っているナットは落ちてしまうでしょうか?
お忙しいと思いますが、どうぞよろしくお願い致します。