-アラジンストーブ メンテナンスと販売- 暮しの道具とストーヴ『KEM-G』

芯上下式石油ストーブのメンテナンスと在庫ストーブのご紹介などなど
(石油機器技術管理士の資格を取得しています)

我が家の#25のシーズンオフメンテナンスの巻

2014年05月25日 | 日記

昨日、浦和でストーブ並べてきました。

さすがにストーブに関心のある人は激減。

それでも、探している人はいるんですねぇ。

次の冬までにお気に入りの1台が見つかることを祈ってます。

 

さて、今日は我が家の2台のアラジンのうちの#25をメンテナンスしました。

毎年、シーズンオフには手を入れているので大きな汚れはありません。

それでも芯に近い部品にはひと冬分の汚れが溜まっています。それがこんな状態。

この状態をそのままにして、何年も放置すると、汚れが固まってしまって、

ちょっとやそっとでは落とせなくなるので、毎年こまめにやるのがポイント。

 

まずは金属のへらを使ってそっとこそぎ落とした後、家庭用のボンスターで磨きます。

数ヶ月前に付いたばかりの汚れなので、これだけで十分に汚れが落ちていきます。

金属のへらがないときはちょっと硬いものであれば十分代わりになりますからご安心を。

 

空気を通すための小さな穴には、埃がこびりついているので歯ブラシでゴシゴシとこすります。

これで燃焼系付近のメンテナンスは終了。仕上がりはこんな状態です。

 

タンクに残った灯油は、大きなスポイトで吸い出してほぼ空の状態に。

こうしておけば、ついうっかり変質灯油を使ってしまう心配も無くなり、あんしん安心。

燃焼系部品にビニールをかぶせて輪ゴムで押さえ、最後に全体の埃を落として、メンテナンス完了。

#25君、ひと冬の間、お疲れ様でした。

しばらくはゆっくり休んでくださいな。

 

※埼玉のT様、ニッセンSSの件、お問い合わせいただき有難うございました。

 少しだけでもお役に立てたのが、なんとも嬉しいこの2日間でした。

 

 

 

 


ニッセンのメンテナンスの巻

2014年05月18日 | 日記

今日は久しぶりに作業場にこもって、2台のストーブをメンテナンス。

自家用のアラジン(二個イチ駄目ちゃん)と、お客様からお預かりしたニッセン。

ニッセンはとてもきれいにお使いで、ホヤのスス汚れも少なく、とても良好なコンディション。

ただ、何故かタンク内に細かな塗料の剥がれのような、とっても細かな破片がたくさん。

その破片が芯にこびりついている。

いったいこの破片は何?

アップにするとこんな様子。

タンクの中もよく見てみたけれど、やっぱり分からない。

 

タンクの中の破片は、何度も洗い流してきれいに。

芯についてしまった破片は、バットに張った灯油に浸して、歯ブラシで洗う。

芯をきれいに洗った後は、元通りに組み上げて、メンテナンス終了。

メンテナンスは終わったけれど、あの破片はいったい何だったのか?

ちょっと気になる。

 

 

 

 

 


毎年のお楽しみ・山菜採りの巻

2014年05月18日 | 日記

今回はちょっとストーブとは関係ない話。

 

 この写真を見て、「あぁ、あれね」と思った方は、もうどこに行ったかお分かりでしょう。

 

毎年、GWのあたりで福島・奥会津に山菜採り。

いつも、廃校になった学校を宿として生まれ変わらせたところに泊まります。

そこのお宿で、これまた、いつも提供されるのが、この写真の『こづゆ』。

素朴な味わいで、大好きな一品。

 

今年も、急な斜面をへばりつくように登って、山ウドをたくさん採りました。

そして、たった今採った山ウドに味噌をつけて、

鮮烈な香りと、シャキシャキの歯ごたえを楽しみました。

 

さて、また来年の山菜採りまで頑張りましょうか。 


パーフェクション一気に3台レストアの巻

2014年05月02日 | 日記

GWのちょうど真ん中あたりの気持ちい晴れの日。

4月に手に入れたパーフェクションを3台まとめてレストア。

どれも状態の良いストーブで、手こずるところはナシ。

埃をかぶっていた本体も、洗ってやると綺麗なホーローが復活。

作業場で写真を撮っているので、ストーブは綺麗なのに、背景はお恥ずかしい状態。

 

パーフェクションは、部品の数が少なくて、「分解」するという感覚はあまりナシ。

ただし、芯の外筒と芯そのものが “ホチキス” の針で留めてあるので、

これを外さないといけないのがパーフェクションらしいところ。

この針が結構しっかりした針で、ラジオペンチでコネくり回してようやく外れるほどに硬い。

4~5箇所の針を外して芯を取り出し、古い灯油が染み付いた芯を、新しい灯油で浸し洗い。

芯の汚れや何やらが出てきて、灯油が麦茶のような色に。

汚れが出てこなくなるまで何度か浸し洗いをして、しっかり絞って出来上がり。

この3台のパーフェクション。

明日3日の桐生の骨董市に持っていきます。

好評の「アラジン#15のタンクカットモデル」も持っていきますから、

興味のある方は是非どうぞ。