いろんな芯固着を扱ってきましたが、
ベスト(ワースト?)3に匹敵する、それはそれは頑固な固着に
出会いました。
今回、東松山市のS様からお預かりしたアラジンは、
お父様から譲って貰ったというシリーズ#37。
外見は大きなダメージもなく、良好なコンディション。
ところが、ところが、芯が固着。
S様もご自身で固着外しにトライされたものの、
ギブアップされて、KEM-Gにお声がかかりました。
固着外しのいくつかの方法を試しましたが、
ウンともスンとも動きません。
最後の手段として、最も手間と時間のかかる
芯を削り取っていく方法に変更。
1日3時間の削り取り作業を3日続け、
合計約9時間かかって、ようやく固着外しに成功。
削り取った残骸がこちら。
新潟、加島屋の鮭のフレークではありません。
いやいや、今回は頑固でした。
他のメンテナンスもしっかり仕上げ、
最後に綺麗な青い炎を確認。
まだ肌寒さの残るタイミングで、
無事にお納めできました。
芯固着でお困りの方、
ご相談ください!