少し前になりますが、桐生の骨董市でストーブをお求めいただいたお客様。
群馬まで行ってますから、当然に北関東の方だと思ってました。
ところがお住まいを伺ってビックリ!
なんと神奈川・厚木からの方でした。
厚木から桐生って結構な距離。
骨董がよほどお好きでないと、なかなかできない行動です。
そんなことがあって、印象深いお客様のお一人でした。
そのS様ご夫妻が数ヶ月前、埼玉にご用事がある際、
アラジンのメンテナンスをお願いしたいと作業場に寄ってくださいました。
狭くて、ゴチャゴチャした作業場で、いろいろとお話して、
ストックのストーブ達をご覧いただいているうちに、
奥様の目が、1台のニッセンから動かなくなってしまいました。
そうなんです。
一目惚れされてしまったのです。
S様はご用事を済まされるためにいったんお出かけになられましたが、
メンテナンスの終わったアラジンをお引取りに再度お見えになった際、
そのニッセンをスパッとお求めになりました。
まさに電光石火の意思決定。
松田聖子的言い回しでは、“ビビっときた” といったところでしょうか。
そのS様が、しっかりと仕事をしているニッセンの様子を送ってくださいました。
なんともストーブ屋冥利に尽きる、うれしいお知らせ。
一生懸命に磨いたストーブが、
新しいお客様の下でしっかりと仕事をしている様子を拝見すると
あぁやってて良かった、としみじみ。
次の冬に向けて、また新たなストーブに向き合う気持ちが、
ムクムクと湧いてきました。
S様、本当にありがとうございました。
是非、またお立ち寄りください。 お待ちしております。