-アラジンストーブ メンテナンスと販売- 暮しの道具とストーヴ『KEM-G』

芯上下式石油ストーブのメンテナンスと在庫ストーブのご紹介などなど
(石油機器技術管理士の資格を取得しています)

オモシロイ水筒、手に入りました

2013年01月31日 | 日記
今日は、ストーブを探しに出かけてきました。

ストーブの他にもいろいろあって、「これ、いいんじゃない!!」とピンときた物を手に入れました。

いくつか購入しましたが、その最高ランクのアイテムがこれ。



ただの水筒ですが、なんともいい色で、フタのてっぺんに「方位磁石」が埋め込まれてます。

こんな水筒もって、高尾山のハイキングに行ったらカッコいいだろうなぁ・・・・。

この水筒の他に、ホーローのポットやバットも買ってしまいました。


2月最初の土曜日(2月2日)は桐生の日。

お客様に喜んでもらうためには、どうしようかなぁ・・・・。



アラジン#39のメンテナンス びっくり生まれ変わり!

2013年01月29日 | 日記
28日の川越は、現地まで行ったものの、雪が降り出店断念。

二個イチ兄弟を探しにきた方がいたら、すいませんでした!



そんな訳で、早々に帰宅し、ちょっと休憩してから、

先日手に入れた、アラジン#39のストーブのメンテを開始。

このストーブ、程度はいい方ですが、芯が固着しており、このままでは使えません。

今日は、メンテ前・メンテ後の写真をいくつかご紹介しましょう。



先ずは、メンテをするために、分解バラバラにします。




まず最初は、一番キレイに変身した煙突(チムニー)のご紹介から。

メンテ前は、ホーローの割れた部分に錆びが浮いて茶色い線がビッシリ。



これはこれで、とても味のある、芸術的なサビ具合です。

もしかしたらダメかなと思いつつ、ゆっくりと磨いてみたら・・・・・



なんとこんなにキレイになりました。



これに気を良くして、これまた汚れの目立った「上面板(煙突のてっぺん)」に着手。

磨く前は、こんな状態だったのが・・・



磨いた後は・・・・・



ビックリするほどキレイになりました。

今日のメンテはなんだかいい感じです。



KEM-Gとして一番こだわっている、燃焼系付近パーツのメンテ前は、・・・



これまた、じっくり、ゆっくり磨いたところ・・・・



これが、KEM-Gの真骨頂です。



その他に、“ こんなとこまで磨いてるんだ ”というところをご紹介しましょう。


煙突部分の下の、火が燃えているところに最も近い部分は、

一番、煤(スス)がつきやすくて、真っ黒に汚れていることが多いところです。



この部分は、煙突を外さないとうまく磨けない、ちょっと手間のかかる部分です。

さてさて、磨いた結果はというと・・・・



いやいや、なんともいい感じになりました。


もうひとつオマケでご紹介。

いわゆる「のぞき窓」は濁っていて中が見えませんでした。



それを、破かないように、それはそれは慎重にメンテしたところ・・・・



なんと、中が見えるほどキレイになりました!

「ウソつけ!こんなにキレイになる訳ない!雲母を交換したんだろ!」という方がいても

おかしくないぐらいのキレイさです。(正直、自分でもビックリしました)


一通りのメンテナンスが終了し、最後に、灯油タンクの中の汚れを洗い落とし、

芯を装着して、火をつけてみました!

いつもこの瞬間が一番ドキドキします。



あぁ、なんという幸せ! 

対震消火装置も、全く問題なく作動し、極上の仕上がりです。

また1台、復活させることができました。

何とも嬉しい限りです。


2月2日の桐生、雨と雪さえ降らなければ、ストーブ並べます。

お楽しみに!








ニッセンのストーブ メンテナンス

2013年01月28日 | 日記
お世話になっている方が所有するニッセンのストーブ。

去年、メンテナンスの依頼をいただき、一度、じっくりと向き合ったストーブの調子が悪いとの

連絡をいただき、いったんお預かりして、状態を見てみることにしました。

火をつけようとしても、すぐ消えてしまい、芯の上げ下げもどことなく違和感あり。

よくよく見てみると、芯がかなり減っていることが判明。



新しい芯に取り替えて、火をつけてみたところ、きれいな炎に。



これでまた、復活です。

このニッセンのストーブ、まだまだ頑張ってくれそうです。

浦和の骨董市

2013年01月28日 | 日記
1月26日(土曜日)、浦和の骨董市に行ってきました。ご紹介した二個イチ兄弟を連れて。



煙突(チムニー)が曲がっているのが、二個イチ兄です。

弟は、暖取り用なので写ってません。

この日は、どなたか、このブログを見た方が、「あぁこれが二個イチ兄弟ですか!」と

声をかけてくれるのを、密かに期待していたのですが、全く期待はずれ。

まだまだ知名度低いなぁと意気消沈。

しかしながら、現在、アラジンをお使いのお客様お二人から、春になったら

メンテナンスを頼むからと、うれしいお言葉をいただきました。

朝は猛烈に寒かったけど、いい一日になりました。





二個イチ兄弟の話(続き)

2013年01月23日 | 日記
今回は、先回の話の続き、二個イチ兄弟の弟『二個イチ ダメ太郎』のご紹介です。



状態の悪いパーツばかりを集めることになった弟分の『ダメ太郎』を、一生懸命に磨いてみましたが、

どうしても元の状態には戻りませんでした。

そういった事情で、仕方なく、お客様に販売することは諦めたストーブなのですが、

学校の先生にとって、手間がかかった教え子ほど、より強く記憶に残っていると

いうのと同じように、この『ダメ太郎』も一生懸命にレストアしただけに、

どのストーブよりも愛着が湧いてしまいました。

状態の悪いパーツばかりで、私が組み上げた訳ですから、『ダメ太郎」には

何の落ち度もありません。

よくよく考えて、『ダメ太郎』には、我が家で使用する3台目のアラジンとして、

永久就職してもらうことにしました。

そして、冬の時期の骨董市出店の際には、暖をとるためのストーブとして、

持っていくことにしました。


そういう余生になったことを、まるで、知っているかのように、

『ダメ太郎』は毎日毎日、それはそれは綺麗な青い炎で、一生懸命に

我が家を暖めてくれており、カミサンは、「『ダメ太郎』が一番、

灯油の減りが遅い」と、燃費の良さに太鼓判を押してくれています。



(燃費はどのアラジンももさほど変わりはないはずなのですが、『ダメ太郎』は、

 給油のタイミングが、なぜか他のストーブより遅いのは本当なんです)


対震装置ナシ、ツマミは中途半端、塗装は剥がれ、

何の取り柄も無いストーブですが、既に、我が家では、しっかりと

その存在をアピールして活躍しています。


この冬の骨董市には、あちこち『ダメ太郎』を連れていきますので、

サビサビのストーブを見かけましたら、思い出してやってください。


因みに1月は、26日の浦和 調神社、28日の川越 成田山別院で、

ストーブを並べる予定です。

よろしければお声がけください。お待ちしています。