-アラジンストーブ メンテナンスと販売- 暮しの道具とストーヴ『KEM-G』

芯上下式石油ストーブのメンテナンスと在庫ストーブのご紹介などなど
(石油機器技術管理士の資格を取得しています)

#0165 変わり種ストーブ2種の巻

2022年11月03日 | 日記
お馴染みのスタイルのストーブの他に、ちょっと変わった形のストーブが

2台あります。  

今回はそのストーブをご紹介しましょう。


まず最初は、あのアラジンなのですが、形が全く違うアラジン。


四角いんです。高さは68cm。

写真では直方体のように写っていますが、実物はかすかに台型です。

中はこんな感じ。



燃焼系部品の大きさは、いつものアラジンの約半分ぐらいでしようか。



芯の直径も45ミリで、いつものアラジンの74ミリと比べると、

かなり細くて小さい感じです。



タンクのサイズは22cm×17cm×高さ7cm程度なので、

容量は2.5ℓぐらいでしょうか。

芯が細い分、炎も小さいので、直ぐにタンクが空になることは無いでしょうが

それにしても随分とコンパクトなアラジン。

パッと見ただけでは、ストーブとは分かりません。



さて、続いては、こちらもストーブらしからぬデザイン。



イギリスのVALORというメーカーのストーブ。高さは63cm。

このストーブを陳列していると、「コレはなんですか?」とよく聞かれます。

先ほどのアラジンもそうですが、このVALORもおよそストーブらしくない。

中はこんな感じです。




こちらのタンクもコンパクト。



芯も細いタイプのものを使用します。



昭和の時代に「バックシャン」という言葉がありましたが、

このVALORは、私に言わせれば「英国生まれのバックシャン」

上に行くほどすぼんでいく三角錐デザイン。

とてもスッキリしてます。



正面左下には、擦れて塗装が剥げてしまった部分がありますが、

それ以外は大きなダメージはありません。



元々貼ってあったステッカーはすっかり文字が読めなくなってしまっていますが、

それもこのストーブが経てきた年月を思い起こさせます。


底板が入っている梱包段ボールはヨレヨレですが頑張ってます。




芯はこの箱に入っているモノを使います。

手に入りにくくなってきてはいますが、まだなんとか手に入ります。


今回ご紹介した2台のストーブ。

奇抜なデザインで、ストーブらしからぬところが魅力的。


いずれ嫁入りするこれらのストーブ。

いったいどんな空間で活躍するのか、とても楽しみです。


どうにも気になる方、お問い合わせをお待ちしております。











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