HAYASHI-NO-KO

雑草三昧、時々独り言

ヤワラスゲ(柔菅)

2024-05-25 | イネ・カヤツリグサ・シダ類など

幾つかの資料をひっくり返しても、そこに載せられている画像は事細かな解説を
充分に理解しないと判別さえも難しい。
だから分不相応なことには手を出すな…と言う結論になることも多い。
素人がどこまでやるの?と素人同士が議論しても詮無いことだ。
いつものことだけれど、余計なことに首を突っ込んだことを自省している。

ヤワラスゲの果胞は長い嘴、鱗片には芒がある。

ヌカスゲの果胞の嘴は短く、芒は無い。
とすれば、これはヌカスゲなのかも知れない…と考える。












(2024.04.23 明石公園)

 

 

 

 

 


ヤワラスゲ(柔菅)
 カヤツリグサ科スゲ属 Carex transversa
ヌカスゲ(糠菅) Carex mitrata 
var. mitrata
(2024.05.17 明石公園)

記述だけでは覚えきれるものではないのだけれど、撮った折の参考備忘録

※ アオスゲ(青菅)カヤツリグサ科スゲ属 Carex breviculmis 
雄小穂は太い棍棒状、側小穂は雌性で鱗片には芒がある。
※ ハマアオスゲ(浜青菅) Carex fibrillosa(=Carex breviculmis var. fibrillosa) 海岸に育つ。
※ メアオスゲ(雌青菅)Carex candolleana 林床に育つ。
※ ヤワラスゲ(柔菅)Carex transversa 果胞に長い嘴、雌鱗片に長い芒。
※ ヌカスゲ(糠菅)Carex mitrata var. mitrata 花期が早い 雄小穂は細く 雌小穂に芒はない。
基部は光沢のある褐色、雄小穂は線形で細く、雌鱗片に芒は無い。
※ ノゲヌカスゲ(芒糠菅)Carex mitrata var. aristata ヌカスゲに似るが雌小穂には芒が目立つ。
※ ナキリスゲ(菜切菅) Carex lenta 開花は秋。茎は葉より高くなる。果胞には脈、開出毛が目立つ。

------------------------- 以下に過去ログへのリンクを設定(項目をクリック)---------------------------
 ヤワラスゲ2023 アオスゲ2024 アオスゲ2023 アオスゲ2022 ハマアオスゲ2022 ナキリスゲ2023
ヌカスゲ2023

ブログ記事一覧-HAYASHI-NO-KO (goo.ne.jp)



コメントを投稿