
「帯解け」というなまめかしい名前は、花びらが名古屋帯を解いたように
スプーンに似た形をしているてことに由来するとされている。
この花の名前を知ったのは随分昔のことだ。
帯解寺と言う名前の寺が奈良市今市町(JR桜井線帯解から至近)にある。
文徳天皇の皇后は子どもに恵まれなかったが、帯解子安地蔵に祈ると出産した。
天皇は天安2(858)年に伽藍を建立し、帯解寺と名づけたと伝えられる。
寺はその由来から安産祈願の女性の信仰を集める。
だから寺の名前の方は、腹帯が安らかに解ける意味が込められている。
オビトケノコンギク(帯解野紺菊) キク科シオン属 Aster microcephalus var. ovatus cv.
ノコンギクの栽培変種で、野生種をツツザキノコンギクと呼ぶとされている。
オビトケコンギク(帯解紺菊)Aster ageratoides var. tubulosus
チョクザキヨメナ(猪口咲き嫁菜 Aster ageratoides subsp. ovatus、Aster microcephalus var. repensis f. tubulosust) の表記も見られる。
(2024.11.13 明石公園)
☆
▲ コンギクノコンギク ▲
------------------------- 以下に過去ログへのリンクを設定(項目をクリック)---------------------------
クジャクアスター コンギク2009クジャクアスター2024シオン2024ユウゼンギク2024 ヨメナ2024
ブログ記事一覧-HAYASHI-NO-KO (goo.ne.jp)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます