『昔、鉄ちゃんがいました。』のタイトルで、白黒写真をスキャンしてJPG化
メモなどを添えて何枚かを国鉄編、私鉄編として上げた。
ネガは震災直後に散逸してしまったけれど
ポジは何枚も残っている。
花を撮り続けている合間に、ほぼ整理し終えたので
山陽電車編から再整理しておこうと思う。
個人の趣味の範囲、整理されたとは言ってもかなり偏った整理になっている。
【国鉄旧性能電車 80系】
華々しく東海道本線に登場したのは戦後の復興期、二色の塗り分け、長大編成で
急行運用もあった「湘南電車」
関西口にも登場して準急・快速などの運用にも使われた。
撮影した当時は残念ながら東海道本線での運用は113系に置き換わっており、
新幹線が岡山まで延伸された頃の岡山駅での撮影である。
クハ86003 → クハ86008 コメント欄に詳しく解説頂いている。
クハ86018
クハ86050
クハ86062
クハ86318
サハ87129
モハ80027
モハ80377
クハ85007
クハ86369+クハ86322
左は類似の正面を持つキハユニ15
1958年4月の姫路電化
開通当日の神戸新聞朝刊・広告記事切り抜き
試運転電車で姫路まで遠足に出掛けたのは小学6年生だった。
乗った車両は間違いなくこの80系だった。
時刻表比較
1958年4月の姫路電化当時の時刻と、2008年3月改正時刻表との比較
確かに時代は違っているのだけれど、停車駅は殆ど変わりない。
西明石までが東海道・山陽本線の緩行区間だったから、それ以西は客車列車だった。
姫路まで電化され お陰でずいぶん時間は短縮された筈だ。
それでも、50年後の到達時間を比較すると、こんなにも違っている。
【再掲】昔、鉄ちゃんがいました 国鉄編
--------------------------------------------------------------
昔、鉄ちゃんがいました 国鉄編 -1 -2 -3 -4
☆
【その後に纏めた画像】
×クハ86003→◎クハ86008
ジャンパ栓受けがない偶数車。
クハ86008は最前ベンチレーターが後ろ向き(曲面が前)の数少ない残党(ほかに2枚窓だが021等)。しかも前灯が埋め込まれていない(3枚窓でほかに015・016がある)
クハ86062は戸袋外窓が木枠。
モハ80027も戸袋外窓が木枠で、こちらはデッキにベンチレーターがない。
クハ86062はこのあとアコモ改造を受けたかどうか、知っている方がいればお知らせ願いたい。クハ86008・クハ86018・モハ80027は受けている。
このクハ86062は、静岡にいた昭和30年2月末に、高速度試験で80系最速125km/h(地上測定値124km/h強)を出した時の先頭車。
メモからの車番書き写しでしたので、詳細までは調べておりませんでした。
鉄道雑誌などでも詳細掲載、特集があった様に記憶していますが、残念ながらポジのみ現存しているに過ぎません。