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去年川筋が変わるほどにかなり荒れた河川敷。
辛うじて残っていたニセカラクサケマンは、しっかり春に撮っている。
今年の梅雨時にも少し川は荒れたけれど去年ほどには酷くならなかった。
だからたぶん、次の春にも同じ場所に出て来るだろう…と安心している。
所が、センニンソウの髭を撮りに走っている途中で
この状態の一株が草むらに花を付けていた。
辛うじて残っている場所から150㍍は上流だから種子が運ばれた…筈もない。
枯れるまで暫くは観察しておこうと思う。
既に果実をつけているから、かなり前から咲いていたと言うことになる。
この果実の形態は、下流に残っていたニセカラクサケマンとは違っている。
同じ株だけれど、かなり濃淡の差がある。
この辺りが、ニセカラクサケマン??と感じる部分だが、
萼片のサイズからはセイヨウエンゴサクの可能性も残っている。
カラクサケマン(唐草華鬘) ケシ科カラクサケマン属 Fumaria officinalis
セイヨウエンゴサク Fumaria muralis
ニセカラクサケマン(偽唐草華鬘) Fumaria capreolata
(2012.11.27 明石川)
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今年のニセカラクサケマン ニセカラクサケマンの果実 ムラサキケマンの果実
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