原付一種は、2025年の次期排ガス規制強化を控え、存続の危機を迎えている。そこで従来の「排気量」で区分されていた枠組みを「最高出力」に変更し、現行125ccクラスの出力を下げるて「50ccクラス扱い」とする案が検討され始めた。125ccクラスのモデルを最高出力を4kW以下(案、50cc相当)に制御する
125ccクラスは触媒温度を高めて浄化性能を発揮させるまでの時間が短く規制対応が可能。また、最高出力制御であれば加速性能はほぼ同等で商品性は損なわれない。50ccクラスと125ccクラスの車重や車格に大きな違いはなく運転特性も同等。さらに1機種の販売規模は、アジア地域では50~200万台あり国内50ccの2.5万台規模よりもコスト的なメリットが期待できる。
案は、ダックス125といった趣味モデルに4kW(5.4PS)以下の出力制御をかけることではなく、アジアなどで販売されている低コストの125ccクラスを“原付化”すること。価格や5.4PS以下のエンジン出力(タクトは4.5PS)で、現行50ccモデルと同等の商品性とするのが狙いだ。
提言は、電動車も含めて最高出力4kW(5.4PS)以下という新たな区分を設けることにより、原動機の種類にとらわれず、「安い、簡単、便利」という原付ならではの商品性を将来に渡って持続的に提供しようとするものだ。2023年中を目標とする法令等が定まれば、新しい原動機付自転車の開発がスタートするだろう。
[私の提案]
1960年代に軽自動車免許は普通自動車と大型バイク免許を与えたので、原付二種の免許を持つ人は、普通二輪免許に乗れるようにするべきだ‼️