愛知県尾張地域で「おこわい」と呼ばれている食べ物とは何?
これは「もち米」を蒸したご飯、つまり強飯(おこわ)のことである。
これは「もち米」を蒸したご飯、つまり強飯(おこわ)のことである。
この地方で伝承された神事で「おこわ祭」は、樽の中に蒸したもち米を入れ、縄で菰編みして、その町の五穀豊穣や住民の無病息災を祈願しつつ、町中を練り歩く。最終地点の神社で奉納後、お払いを行なった神石に何度も叩きつけると餅となり、樽は割れて、餅はみんなで奪い合いで食し、木片は参詣者が家のお守りとして持ち帰る。そのときの笑顔で行うのは神の成せる業か、とにかく滑稽である。バーゲンセールのような壮絶さがまるでない。
ネットで調べてみると、町に山車がでる祭りは数々あれど、餅が主役のこの祭り、全国で愛知西部の愛西市(勝幡神社)とあま市(七宝町下之森)、そして新潟県山北のボタモチ祭よりないから不思議。