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日本の信用度 第310号

2016年04月30日 10時56分16秒 | 社会・経済
今更ながらですが、パスポートとは日本政府が発行する「この人は日本国民です」ということを証明する“身分証明書”ですね。対してビザとは渡航先の国が発行する入国許可証です。 むろん、海外では義務として常に携帯していなくてはならない
パスポートの有効期限は5年か10年ですが、私は費用がそんなに変わらないということで10年にしました

海外旅行をするときには“残存有効期間”があり、たとえば残った有効期限が6ヶ月をきった辺りから、滞在期間や目的によって色々な制限がある
Aという国に旅行しようと思っても、パスポートの有効期限があと3ヶ月しか無い場合には旅行できないこともあるので、1年未満になったら更新したほうがよい

ビザは日本語で『査証(さしょう)』と言い、パスポートへのスタンプやステッカーでそれを表し、そのパスポートを持って大使館や領事館でビザを発行してもらうことになるが、国によって目的が観光で期間も短いものである場合はビザが免除される場合がある
日本のパスポートの信頼度は抜群に高く、たいがいの国はビザ無しで観光にいけるのですが、オーストラリア・カンボジア・インドネシアなど、おなじみの観光地でもビザを必要とするところもありますので、海外へ旅行に行く前には必ずビザが必要かどうかを調べよう
しかし、近年の“世界最強”のパスポート 2015年1位の米英が陥落、日本19位で、昨年より順位を落とした

こうしたパスポートの「強さ」をランキングにしたサイト「Passport Index」(https://www.passportindex.org/)の2016年版が公開されました。それによると、日本のパスポートで「ビザなし渡航できる国や地域」の数は153
一方で、アフガニスタンやパキスタンのパスポートでは30未満にとどまる

「Passport Index」は、カナダに本拠を置くコンサルティング会社アートン・キャピタルが昨年3月に開設。先日、データを最新版に更新し、更に機能を加えた2016年版の公開を発表しました。
ランキングは、ビザなしか、事前の手続きなく到着時のビザ取得で入国できる国や地域の数を集計した「ビザ自由度指数」に基づき、対象は昨年同様、国連加盟国に台湾や香港など6つの地域を合わせた計199の国と地域です

【パスポートランキング上位】
●1位(157カ国)ドイツ、スウェーデン
●3位(156カ国)フィンランド、イタリア、スイス、フランス、スペイン、英国
●9位(155カ国)デンマーク、オランダ、ベルギー、韓国、ノルウェー
●14位(154カ国)シンガポール、ルクセンブルク、オーストリア、ポルトガル、米国

日本のパスポートでビザなし渡航できるのは153。ランキングではギリシャ、アイルランドと並ぶ19位で、昨年の8位タイから順位を落としました。アジアでは、最上位は昨年と同じく韓国。昨年2位だった日本は、シンガポールにも抜かれてしまってアジア3位でした。
例えば、日本と韓国を比較すると、今夏にリオ五輪が開かれるブラジルに渡航する場合、日本のパスポートではビザが必要ですが、韓国は不要だという違いがわかります。逆に中国へは、日本のパスポートがあれば15日以内の滞在はビザが免除されますが、韓国のパスポートではビザが必要になります。

【パスポートランキング下位】
●188位(37カ国)バングラデシュ、パレスチナ自治区、イラン、リビア、エチオピア、スーダン
●194位(36カ国)南スーダン
●195位(34カ国)シリア
●196位(32カ国)ソマリア
●199位(25カ国)アフガニスタン
●198位(28カ国)パキスタン
●197位(31カ国)イラク

日本の信用度は、日本人が思っているほど高くない