けにーやじま (旧無礼講ロッカーズ)

信濃三十三観音札所NOW!
令和以降は長野県内外の札所めぐり、古刹名刹訪問記が主です。

快楽亭ブラック 還暦と真打昇進20周年を祝う会(11/11)

2012年11月12日 | 落語

今年も快楽亭ブラック師匠の高座を長野で聴けるという、最高の贅沢。

共演の「げんきいいぞう」さんについては少し予習をした際、本番がかなり不安になった。

腹巻きを伸ばし、バスタオル一丁を纏ったような「エコルック」にウクレレを抱え登場したいいぞうさん、一発目は陽気な歌で始まり、「ハッピーハッピー」と歌に合わせ客も手拍子をするうちに、トッピな格好のいいぞうさんに目も慣れてきたようであった。

しかし歌の内容がエスカレートするに従い、困り果て堪らず寝たふりをする女性客と、その反対に腹を抱え笑い通す男共といったように、男女で反応の違いが激しくなっていった。初見の女性客には「お気の毒さまでした」としか言いようがない。本当にクレイジーな「なり」と歌、踊りであった。「あれは芸なのか」と言われても答えられない。ただ、私は頭のおかしいふりをしていいぞうさんと共に外に繰り出し、練り歩きたいという欲望が高まった。

流石、ブラック師匠、連れてくる人が違う!と思いながらも、見ていてかなりの体力を消耗した。

ブラック師匠もなんと3席も演じてくれたので大満足。なんであんなに面白いのか、いつも感心してしまう。DVDを4本、CD1本を購入し、お祝いの気持ちに代えさせていただきました。

充実の3時間、打ち上げに出席できなかったのが残念至極である。企画・実行していただいた皆様にはひたすら感謝であります。来年もぜひ!

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