レコード・プレーヤー 「Pioneer PL-1200」
昭和48年製のマニュアル・プレーヤーでパイオニア初のダイレクト・ドライブ機。
キャビネット上部の木目、下部の金属の2トーンのマッチングがいまいちである。
本当はデザインが洗練された後発のPL-1250Aという機種を狙っていたはずなのに、なぜか当機種を入手してしまった。選定に際しウェブ上の参考文献があったのだが、今となっては定かでない。木目調(無垢)でガッシリとした昔ながらの造りのものを求めていたように思う。あくまでも晩酌セット料金の範囲内でである。
レコード再生は電源オンオフ、回転数の選択、針の上げ下げが手順であるが、これらのスイッチ類がアッチャコッチャに散らばっているとレコード再生が非常に面倒となる。これはスイッチ類の配置に優れ操作性が抜群。特に電源スイッチと連動されたアームリフトアップでとっかえひっかえレコード聴いちゃう。
平面サイズも広々と作業スペースも優雅で、パイオニア社製プレーヤーの株が一気に上がった。
ストロボは発光器がついていない。蛍光灯の下では回転スピードがキャッチできるらしいが、部屋の照明は蛍光灯でないので他のレコードプレーヤーとの聴き比べでスピードを調整している。発光器付きはPL-1200Aというらしい。
マットは昭和48年作のゴム製でありカチコチであったので、操作性が悪くお蔵入りしているソ社の平成モデルのものと交換した。