天気いいぞう&体調不良のリハビリのため、軽く初サイクリングに出掛けた。
太鼓楼は国道沿いに面しているが裏に回って静かに見ることができる。
案内板には「明治27年に越後の大工により建立、かつて使われ現在用無し」とあった。
太鼓楼とは時を告げる鐘の代わりではなく「近所の衆よ・お寺に集合」の合図を送るためのだったらしい。「今用無し」無粋極まる立て札を立てるより、今も毎朝昼夕にドドン!と鳴らせば町民も張り合いが出るのではないか。あーもったいない。
この周辺には円光寺を含め5つのお寺がそれぞれ坊の如く集まりを成しているのだが、中でも巨大な普願寺にも太鼓楼があり、楼の中にぶら下がっている和太鼓が見えた。
太鼓楼の町・須坂である。周囲合計5つの寺に鐘楼があったかは見忘れた。
普願寺境内の掃除をしていた御婦人に、この太鼓が鳴らされることは有るのか、たずねたところ、「この太鼓の音は一度も聞いた事がない」とのこと。あーもったいない。