Light in June

文学やアニメ、毎日の生活についての日記。

このごろ

2011-07-10 23:34:01 | Weblog
このごろは人と会ったり、やるべきことをやったり、けっこう忙しい日々を送っています。
しかも連日早寝早起きなので、この時間になるともう眠くなってしまいます。

今日考えたこと。
芸術家というのは、世界を描きたいんだな、と。
リアリズムであれ印象主義であれ抽象芸術であれ、世界を描きたいんだな、と。眼前の世界をどのように捉えているかによって、その表出手法も違ってくる。無対象芸術でさえ、世界を描いている。人間の通常の視野では見えないものを描いている。これが本当にリアルな芸術なんだ、と芸術家は信じている。そして彼らはしばしばその見方を強要する。

でもたぶん、現代人は世界の見方を選ぶことができる。これはすばらしいことだと思う。ぼくには抽象的な芸術が世界の正しい反映だとは残念ながら思えないんですけれども、でもときにはそれが本当に世界を表現しているように見えることがある。リアリズムはもちろん、印象主義的な光景を自分の目で見ることがある。例えば新海誠の作る映像を世界の中に見出すことがある。いつもその見方で眺める、というのは難しいけれども、選択肢を持っているというのは悪いことじゃあないと思います。

明日も、出かけます。