「携帯と時差というギミック(道具)を使い、相手に何かを伝えようとする物語」と言ったら、人は何を思い浮かべるでしょう。アニメに詳しい人なら、たぶん新海誠の『ほしのこえ』と言うでしょう。しかし、これは乙一原作の漫画『きみにしか聞こえない』の要旨です。
ブックオフで立ち読みしたのですが、途中で思わず泣きそうになってしまい、困りました。かなり泣けます、この話。
携帯電話を持っていない、今時珍しい女子高生が主人公です。彼女がしかし、頭の中で携帯電話を空想しているうちに、本当にその空想の携帯電話が鳴り出してしまいます。というところから話はスタート。電話の繋がった相手は高校生の少年で、彼女と彼とは心の中で会話をします。そのうち、この空想の電話の相手とは時差があることを、別の回路で繋がった28歳の女性から教えられて…
この、「電話で話す相手とは場所はもちろん時間までもが別の世界に属している」、という設定が、後になって効いてきます。
それにしても本当に『ほしのこえ』を髣髴とさせる内容で、こういうのが好きな人にはたまらないと思います。
そういえば、アンジェラ・アキの『手紙』という歌にも通じるものがありましたね。これは漫画を最後まで読まないと分からないのですが…
あと、なんか散漫な感想になっていますが、途中で、これって少年が主人公じゃね?とか思えてきますが、最後はやっぱり少女が主人公だなあと納得。
それと、絵が清潔感があってとてもよかったです。少女が可愛くて少年がかっこいいという王道。でもそのイケメンぶりが男女ともにハンパなくて、惚れ惚れ。
とにかくすげーおもしろかったです。
ブックオフで立ち読みしたのですが、途中で思わず泣きそうになってしまい、困りました。かなり泣けます、この話。
携帯電話を持っていない、今時珍しい女子高生が主人公です。彼女がしかし、頭の中で携帯電話を空想しているうちに、本当にその空想の携帯電話が鳴り出してしまいます。というところから話はスタート。電話の繋がった相手は高校生の少年で、彼女と彼とは心の中で会話をします。そのうち、この空想の電話の相手とは時差があることを、別の回路で繋がった28歳の女性から教えられて…
この、「電話で話す相手とは場所はもちろん時間までもが別の世界に属している」、という設定が、後になって効いてきます。
それにしても本当に『ほしのこえ』を髣髴とさせる内容で、こういうのが好きな人にはたまらないと思います。
そういえば、アンジェラ・アキの『手紙』という歌にも通じるものがありましたね。これは漫画を最後まで読まないと分からないのですが…
あと、なんか散漫な感想になっていますが、途中で、これって少年が主人公じゃね?とか思えてきますが、最後はやっぱり少女が主人公だなあと納得。
それと、絵が清潔感があってとてもよかったです。少女が可愛くて少年がかっこいいという王道。でもそのイケメンぶりが男女ともにハンパなくて、惚れ惚れ。
とにかくすげーおもしろかったです。