TBSで一日中放送していた番組、14時25分からの報道特集だけ見ました。これは、震災の記録を現在の時間と同時進行で流す、という興味深い企画で、実際、今日の14時46分に震災記録映像がスタート、それからキーとなる時間を設けつつ、様々な場所の「そのとき」を映像で追って行きました。
昨日か一昨日くらいに、日本テレビでやはり震災のドラマを放映していましたが、こちらが「1000年後に残したい」と銘打っていたにもかかわらず、安っぽい三文芝居を垂れ流していたのに対して、今日のTBSは多方面で起きている「事実」を実直に報道していたように思います(それにしても日本テレビは、震災記録と震災ドラマの合間にネット詐欺事件をねじ込んでいて、意図が分からなかった、なんであんなしょうもない事件を震災と同列に置いたのか)。
放映は5時間に亘っていたので、全てを視聴できたわけではありませんが、改めて今度の震災の凄まじさを思い知らされました。この度はぼくも帰宅困難者となり、早稲田大学の大隈講堂で不安のまま夕飯(近くのコンビニで僅かながら辛うじて調達できた)を食べました。
大隈講堂では、前方のスクリーンにNHKのニュースが流され、そこに被災地の惨禍が大写しにされていました。今どのようなことが起きているのかを初めて知って、ぼくは息を飲みました。そして・・・これは既にブログに書いたことかどうか記憶が定かではありませんが、枝野官房長官の記者会見も映し出されました。彼は次のような意味のことを言ったはずです。我が日本国の力を結集させて、事に当たります、と。ぼくはそのとき一人きりで、携帯の電池も切れてしまい、とても心細い状況でした。そういうときに、官房長官のこの言葉を聞いて、ぼくは素直にうれしかった。ほっとした。力が湧いた。そうだ、日本の底力を見せようじゃないか、と馬鹿みたいに思った。政治のことなんか普段はこれっぽっちも関心がないのに、官房長官の言葉で、ぼくは確かに勇気づけられたのです。
官房長官含めその後の政府の対応がどうだとかを言うつもりはありません。でもぼくは、極めて私的な理由から、枝野氏に感謝しているのです。この感情は、本当のものです。
昨日か一昨日くらいに、日本テレビでやはり震災のドラマを放映していましたが、こちらが「1000年後に残したい」と銘打っていたにもかかわらず、安っぽい三文芝居を垂れ流していたのに対して、今日のTBSは多方面で起きている「事実」を実直に報道していたように思います(それにしても日本テレビは、震災記録と震災ドラマの合間にネット詐欺事件をねじ込んでいて、意図が分からなかった、なんであんなしょうもない事件を震災と同列に置いたのか)。
放映は5時間に亘っていたので、全てを視聴できたわけではありませんが、改めて今度の震災の凄まじさを思い知らされました。この度はぼくも帰宅困難者となり、早稲田大学の大隈講堂で不安のまま夕飯(近くのコンビニで僅かながら辛うじて調達できた)を食べました。
大隈講堂では、前方のスクリーンにNHKのニュースが流され、そこに被災地の惨禍が大写しにされていました。今どのようなことが起きているのかを初めて知って、ぼくは息を飲みました。そして・・・これは既にブログに書いたことかどうか記憶が定かではありませんが、枝野官房長官の記者会見も映し出されました。彼は次のような意味のことを言ったはずです。我が日本国の力を結集させて、事に当たります、と。ぼくはそのとき一人きりで、携帯の電池も切れてしまい、とても心細い状況でした。そういうときに、官房長官のこの言葉を聞いて、ぼくは素直にうれしかった。ほっとした。力が湧いた。そうだ、日本の底力を見せようじゃないか、と馬鹿みたいに思った。政治のことなんか普段はこれっぽっちも関心がないのに、官房長官の言葉で、ぼくは確かに勇気づけられたのです。
官房長官含めその後の政府の対応がどうだとかを言うつもりはありません。でもぼくは、極めて私的な理由から、枝野氏に感謝しているのです。この感情は、本当のものです。