九州・大分県の内陸部、水清く緑豊かな豊後竹田から発信。
エンジェルファームNEWS
森の秘密工場
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/76/38b6a447eef774f27f380612229f8adc.jpg)
森の菌類(土着菌)を使って
発酵堆肥を作っていること
昨夜も書きました。
心底、森の菌類に魅せられました。
日々宝物を探すように菌類のかたまりを集めています。
金塊ならぬ菌塊です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/5e/8a4beaeba0930729422acc9e2ba34dff.jpg)
これはあるいは菌類というより粘菌かも知れません。
菌類はどちらかというと植物的であるのに対して
粘菌は動物的な単細胞の大きなアメーバーです。
こういうのや藻類や細菌やカビや原生動物を
ひっくるめて「微生物」と呼ばれています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/fc/d5f7524e912e548f6dad01bd8b5bc523.jpg)
森には多様な微生物が棲息しています。
これは綿菓子状の菌類。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/5d/83c7391eef6438adc2bcbbbf97077932.jpg)
上の写真のアップ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/18/155d0ea7a618ea46af58a33363d0c650.jpg)
見上げるとコナラの樹と青空。
エンジェルファームを立ち上げたのが2002年3月。
14年の年月が流れて、ようやくエンジェルファームの
ファームという土台が見いだせたと思っているところです。
仁和田久雄著「土が危ない~目覚めよ土壌汚染の現状に~」と
いう1985刊行の本に目を通していると
こんな記述がありました。
この不可思議な秘密工場で
枯れ枝、落ち葉、昆虫、動物の死体
ふんを腐らせて土に返し
跡からもなくして
土を肥やしてくれているのだから
自然はよくできている。
・・・
もし菌類のやっている清掃作業を
人工でやろうとすれば
現代の科学の力をもってしても
おそらく一町村の狭い範囲だけでも
お手上げになるであろう。
日本全国、世界中の菌類が清掃してくれている費用を
金額に換算すれば天文学的な数になることは
まちがいない。
去年から森の秘密工場をそのままエンジェルファームに
持ち込む作業をしています。
それが僕たちの構想する“ヒーリングガーデン”に
必要なことであると感じて・・・