冬はとても苦手です。
脳虚血が生じるし、手足は冷たいし。
だから、文章も思い浮かばずヌクヌクと冬眠のように過ごしてしまいます。
先日ようやく今年の定期健康診断を受け、血液検査、心電図検査など受けましたが、
血圧は下が40台、うえが80台でした。
過去最低血圧を更新。
死んでる...?
どこの病院でも私の血圧を測る看護士さんからは
「ん?」
と、計測ミスを疑って下さるのですが、
「あーはいはい...そう出たか」
と納得する私を見て、安心されるのです。
それくらい低血圧。
今回は自分でも驚きました。
心電図も今回も波形が弱く、看護士さんが
「機械の調子が悪いみたいで」
と、計測し直しされたのですが、何回も診ているドクターは、
「ま、これがあなたの波形だね」
みたいに言って下さるので、
これが私の健康状態で間違いないらしいです。
だからと言って朝起きれないとか、
めちゃ頭痛ある、とかないです。
「いつも元気そうだねーー!」
と見た目も病的ではなく問題ないように言われます。
...あ、女性歯科医師の話でした。
そんな感じで、2002年に開院したのですが、
当時子供達は幼稚園児でした。
子育てをしながら開院するなんて、
学生の時分には考えてもいませんでした。
しかし、歯科医師をしながら本気で経済力を持ちながら育児をするならば、
勤務医という形態は困難でしたので、
時間の都合、子供の学校行事に都合をつけ易いのではないかと考え、開院に踏み切りました。
清水の舞台から飛び降りるつもりで、、
と思い切って決意し行動することをそんな表現で言いますが...
と、いうか
飛び降りました...!
という感じでした。
最近、某大学の男性加点入試が明るみに出てから、女性医師についていろいろとクローズアップされていますね。
振り返ると15年以上前にそんな男性社会の歯科医業界に飛び込んだ私でした。
開院までにはいろいろあり、時効ならば言いたいぐらいの障壁もありました。
今の時代なら完全にパワハラです。
しかし、そういうこともあったために、
自分の中には、男性と同等に診療をやらなければならない、という思いと、
女性として育児経験を役立たせたい、という思いがいつも並行してありました。
育児経験を役立たせるならば、女性が行なっている歯科医院であることは公表しなければ利用頂けません...公表する勇気も必要でした。
しかし、育児をしているからと何かに縋るわけにもいかない、縋る場所もない。
産休や育休は、自営業にはありません。
診療を誠実に行い信頼を持つためにはどうしたら良いか、女性の特色である指先の小ささを診療に生かせないか?
より細やかな配慮での診療体系で社会貢献できないか?
そんな男性性も女性性も股にかけたような中立な意識は今も続いています。
このブログでも「女性歯科医師」について以前も書きましたが、
「女性」と敢えて『くくる』現代は、まだまだジェンダーフリーとは言い切れないのだな、とずっと感じています。
つまり、第三者から見ると、男性医師と女性医師に分けられ、『育児経験を生かした医師』というような、経験面からの中立なスタンスでは見られないのです。
私個人には未だ残る男性社会にいる女性、
しかしながらどちらにも傾倒しない、
どちらかというと中間のような意識でいます。
ゆっくりとではありますが、扇動されることではなくて、男性であっても自然と育児参加している時代には入っているわけですから、
男性ドクターであっても育児経験から子供の特性を理解できている、という方々も増えているのも現状だと感じます。
なのに、一方で男性ドクター、女性ドクターというスタンプやシールを貼られたかのような選別...。
今回の事件は医師になる能力を「男性」と「女性」に分けて区別し、入学自体から差別してしまった、
男性医師、女性医師に優劣を付けてしまう社会があるということが、告発された、
そういう視点が未だあることが巷に明るみになった事件ですね。
男性であっても女性であっても、
人間性や経験値は、人それぞれだと思うのですが...。
つづく
脳虚血が生じるし、手足は冷たいし。
だから、文章も思い浮かばずヌクヌクと冬眠のように過ごしてしまいます。
先日ようやく今年の定期健康診断を受け、血液検査、心電図検査など受けましたが、
血圧は下が40台、うえが80台でした。
過去最低血圧を更新。
死んでる...?
どこの病院でも私の血圧を測る看護士さんからは
「ん?」
と、計測ミスを疑って下さるのですが、
「あーはいはい...そう出たか」
と納得する私を見て、安心されるのです。
それくらい低血圧。
今回は自分でも驚きました。
心電図も今回も波形が弱く、看護士さんが
「機械の調子が悪いみたいで」
と、計測し直しされたのですが、何回も診ているドクターは、
「ま、これがあなたの波形だね」
みたいに言って下さるので、
これが私の健康状態で間違いないらしいです。
だからと言って朝起きれないとか、
めちゃ頭痛ある、とかないです。
「いつも元気そうだねーー!」
と見た目も病的ではなく問題ないように言われます。
...あ、女性歯科医師の話でした。
そんな感じで、2002年に開院したのですが、
当時子供達は幼稚園児でした。
子育てをしながら開院するなんて、
学生の時分には考えてもいませんでした。
しかし、歯科医師をしながら本気で経済力を持ちながら育児をするならば、
勤務医という形態は困難でしたので、
時間の都合、子供の学校行事に都合をつけ易いのではないかと考え、開院に踏み切りました。
清水の舞台から飛び降りるつもりで、、
と思い切って決意し行動することをそんな表現で言いますが...
と、いうか
飛び降りました...!
という感じでした。
最近、某大学の男性加点入試が明るみに出てから、女性医師についていろいろとクローズアップされていますね。
振り返ると15年以上前にそんな男性社会の歯科医業界に飛び込んだ私でした。
開院までにはいろいろあり、時効ならば言いたいぐらいの障壁もありました。
今の時代なら完全にパワハラです。
しかし、そういうこともあったために、
自分の中には、男性と同等に診療をやらなければならない、という思いと、
女性として育児経験を役立たせたい、という思いがいつも並行してありました。
育児経験を役立たせるならば、女性が行なっている歯科医院であることは公表しなければ利用頂けません...公表する勇気も必要でした。
しかし、育児をしているからと何かに縋るわけにもいかない、縋る場所もない。
産休や育休は、自営業にはありません。
診療を誠実に行い信頼を持つためにはどうしたら良いか、女性の特色である指先の小ささを診療に生かせないか?
より細やかな配慮での診療体系で社会貢献できないか?
そんな男性性も女性性も股にかけたような中立な意識は今も続いています。
このブログでも「女性歯科医師」について以前も書きましたが、
「女性」と敢えて『くくる』現代は、まだまだジェンダーフリーとは言い切れないのだな、とずっと感じています。
つまり、第三者から見ると、男性医師と女性医師に分けられ、『育児経験を生かした医師』というような、経験面からの中立なスタンスでは見られないのです。
私個人には未だ残る男性社会にいる女性、
しかしながらどちらにも傾倒しない、
どちらかというと中間のような意識でいます。
ゆっくりとではありますが、扇動されることではなくて、男性であっても自然と育児参加している時代には入っているわけですから、
男性ドクターであっても育児経験から子供の特性を理解できている、という方々も増えているのも現状だと感じます。
なのに、一方で男性ドクター、女性ドクターというスタンプやシールを貼られたかのような選別...。
今回の事件は医師になる能力を「男性」と「女性」に分けて区別し、入学自体から差別してしまった、
男性医師、女性医師に優劣を付けてしまう社会があるということが、告発された、
そういう視点が未だあることが巷に明るみになった事件ですね。
男性であっても女性であっても、
人間性や経験値は、人それぞれだと思うのですが...。
つづく