子供と言っても、とっくに成人して30歳近いのだが・・・・
転勤族で宮古島に1年ほどいて、次は沖縄本島の方に
転勤することになった。官舎から引っ越してしばらく家から
仕事に通っていたけれど、1日に次の転勤地へと
飛び立った。
宮古島は、お酒の島と言われるくらい飲み会が多い。
転勤が決まってから、ほとんど飲み会続き。
会社の送迎会、宮古出身者たちだけの送迎会、部署だけの
送迎会、仕事友達の送迎会。
1次会で終わるはずもなく、毎晩、夜遅くに帰ってくる。
「昨日は何時頃に帰ってきた。」と翌朝聞いても
「覚えていない。」
最後の飲み会を終えた頃には、まるで病人のようになっている。
送迎会もすべて終わって、これで終わりではない。
次は新しい転勤地で歓迎会が行われる。
沖縄は宮古島に限らず、飲み会が多い。
このあいだ居酒屋で飲んでいると、隣のテーブル席に
女性が座った。席が4人分つくられているので、後から
友達がやってくるのだろう。しかし、いつまでたっても、まだ
誰もやってこない。見るからに本土の人だった。
おそらく7時集合ということでやってきたのだろう。
つまり後からくる人はおそらく地元の人か沖縄の人。
7時集合といわれたら、はやくても7時半、それどころか8時だ。
ポツンと一人で待っている姿をみて、
「これから沖縄を徐々に覚えていきや！」と
もう少しで余計なことを言うところだった。
