うんたま森のキジムナー

ユンタ

第一次世界大戦中に活躍した世界で最も有名な
女スパイ。その名は、「マタ・ハリ」
そして上海事変を勃発させたと言われている

川島芳子は「東洋のマタハリ」と呼ばれていた。
沖縄でも「マタハリ論争」と呼ばれているものがある。
沖縄民謡で有名な「安里屋ユンタ」の唄の中で
合いの手(囃子言葉)が
「マタハーリヌ チンダラ カヌシャマヨー」
これは八重山発祥の唄だから八重山方言。

「チンダラ」は、「清らかな・いとしい」という意味で、
「カヌシャマヨー」は、「愛らしい・愛しい人よ。」
という意味。「マタハリ」の方言はない。
これは単なる合いの手と解釈されている。

これに待った!と異をとなえている人たちがいる。
マタハリは「女スパイ」?
ここで女スパイの登場はどう考えてもおかしい。
マタハリはインドネシア語で「太陽」だそうだ。
「太陽の下で愛し合いましょう。」と
言う意味でも使われるらしい。
便利な言葉だな・・・・インドネシアに行ったら
「マタハリ」の一言でナンパ出来るわけだ。

沖縄方言の「チャンプルー」「プーサー」などの言葉も
インドネシア語にあり、事をややこしくさしている。
八重山は「マタハリ」の意味を見つけないと
インドネシア説が有力となってくる。


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