市内から国道390号線(下地線)を南西に下っていくと
左手に製糖工場が見えてくる。
山も川もない島と言われているが、ここには唯一の
崎田川がありそこには石造りのアーチ橋(池田矼)がある。
日本最古の石橋は、長崎の眼鏡橋と記載されているが、
この池田矼が日本最古という説もある。
製糖工場から道路を挟んで目の前に広がるのが
与那覇湾で、通りかかかったのがちょうど干潮時だった。
公園整備されたところを下りていくと潮の引いた浜辺に
じゅうたんを敷いたようたくさんのカニがワサワサと
うごめいているのが見える。
コメツキガニというカニで、体調1㎝
面白い特徴を持っている。
カニは横に歩くがコメツキガニは前に歩く。
集団で前歩きすることから英名をソルジャークラブという。
人の気配を感じるとクルッと転がって穴に入る。
そしてまた人が遠ざかると穴から這い出てくる。
この湾には突き出た昔の船着き場がある。
石造りで、船着き場の定義にもよるが、これが日本最古の
石造りの船着き場という説もある。
ここから見える夕日は絶景で、しばし時間を忘れて何も
考えずサンセットを楽しむことをオススメする。
公園整備された石段の北側に赤い鳥居の「赤名宮」と
呼ばれている場所がある。ここにも興味深い話が
伝わるが、また、次の機会にしておこう。
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