うんたま森のキジムナー

ミャークヅツ

ミャークヅツが4日間にわたって行われた。
佐良浜ミャークヅツは、旧暦8月、9月の
甲午(キノエウマ)の日から4日間「ムトゥ」を中心に、
佐良浜の人達総出で盛大に行われる祭りである。

ミャークヅツを行っているのは、池間島、平良・西原地区の
三地域である。初日を「アラビ」・2日目を「ンナカヌヒー」
3日目を「アトヌヒー」
最終日を「ブートイビー」と呼んでいる。

ミャークヅツの由来は2つある。仲保屋の池間の主が、
税金(人頭税)を完納した褒美として祭りを与えたという説と、
一人子が亡くなって、その悲しみで人生の無情から、
現世を楽しく生きようとして始まったとの説が
伝えられているが、前説が有力である。

ミャークヅツには、いろんな仕来りがあり、それを司るのは、
各ムトゥのツカサウヤを中心に
ミーウヤ(ミーイディウヤ・アライディウヤともいう)が行う。
池間添(マジャ・アギマス・マイヌヤー)では、
数え年47歳、前里添は50歳からミーウヤになる。
ミャークヅツを検索すると、このような説明が出る。
説明を見る限り、おごそかな儀式のようであるが、
朝から酒を飲み、神様に踊りを奉納する。
つまり、4日間 朝から飲んで、踊り続ける。

地元にもお酒が飲めない友達がいる。
そんなの関係なく、お酒が回される。
この祭事に飲むお酒はミルク酒で練乳で割った泡盛。
どんな感じ?と聞くと。
最初の午前中しか記憶がないとのこと。
飲んで、踊って、飲んで、飲んで、飲み続ける4日間。


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