が行われる。沖縄本島では糸満、宮古では伊良部島の佐良浜漁港で
盛大に行われる。
旧暦の5月4日のことを「ユッカヌヒー」と呼ぶ。
そしてこの日が沖縄の梅雨明け。
ハーリー競争では、船の前に乗った人が鐘を叩く。
その鐘の音に合わせて櫂をこぐ。
実はこの「ユッカヌヒー」は、もともと「厄日」であった。
ハーリー船が賑やかに鐘を鳴らすのも厄払い。
子供たちにオモチャ買って喜ばせ、元気な声を響かせるのも
厄払い。その一年間に産まれた赤ん坊には「ダルマ人形」を
プレゼントする習わしもあったそうだ。
このダルマ人形の事を沖縄では「起き上がりこぶし」と言う。
子供たちに配るオヤツも昔は決まっていて、沖縄菓子の
「ポーポー」「チンビン」これが子供たちにとって一年に
一度の贅沢なお菓子だったとか・・・
そんな風習は昔のことで、作り方を知っているのは
オバァだけ。
各漁港で行われるハーリーも後継者不足から人が
足りなくなって、取りやめた漁港も多い。
ハーリー船には舵がついていなくて、ベテランの漁師が後ろに
乗って船の方向を維持する。そんな漁師も数が減って、
ほとんどの船がヨロヨロとまっすぐ走らせるのが
困難になってきた。
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