「なんでかねぇ~」とオバァはポツリと
もらす。オバァの子供は何人か知らないが、
話の中から推測すると5~6人はいる。
早くにオジィを病気で亡くし、女手一つで
よく育てたものだ。
私の祖母も厳しかった・・・ 口より先に物差しで
ひっぱたかれたもんだ。悪さ、いたずらに比例して、
ひっぱたかれる強さも違っていた。
ひっぱたかれる以上の悪さをしたときは「男として
恥ずかしくないのか?」「そんな事をする子は
ウチの子ではない」言葉攻めがくる。
叩かれるより、心に訴える言葉のほうが、今思えば
痛かったように思う。
沖縄は離婚率ナンバー1、おまけに少子化は進んでいる
ものの、全国一の出生率だ。結婚、離婚を数回繰り返し、
子だくさんという家庭も珍しくはない。
我が家には色々な奴が出入りして、色々な出来事が
起こる。「子供をもっらってくれないか?」と、
相談を持ちかけてきた奴がきた。
この平成の時代に、あきれた話だ。ウサギ、猫、犬、
モグラにメジロ、これまで色々な生き物を拾って
きては、カラカラ先生にあきれられるは、叱られるは
したがどんな生き物にも慣れたカラカラ先生も横で話を
聞いていて、おもわず持っていたビールを落とし
そうになった。
子供は二人、まだ大人の会話はわからないだろうが
微妙な雰囲気を感じ取っているのか、泣き出してしまう。
詳細は別として、とりあえずは連れて帰った。
腹が立つやら情けないやら・・・・
殴る蹴るの虐待なら、割って入るが、暴力だけが
虐待やないで。目の前で行われている会話じたい、
子供への虐待や。カラカラ先生は僕が引き取るのでは
ないかと、ヒヤヒヤしているようだが、子供は犬や
猫と違う。子供は未来への光や!
どうしようかなぁ~・・・・・
↑猫のタマを拾ってきたとき。
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