もちろん気象台が発表する台風の進路図、
米軍の気象予報を見て船の台風対策をとる。
いつまで海に出るか?これは各ショップの判断!
気温、海水温、旧暦の月例(潮)昔からの
言い伝え、今吹いている風の強さ風向き
色々なことを考慮して決める。
ショップが少ないときは、お互いが電話を
かけあって相談して決めていたが、今や
ショップは7~80件、各ショップの判断は違う。
「そちらのショップは明日、海に出られますか?」
と前日に電話がくることもある。
台風が接近していても、場所によって静かな
ところもあるが、天候はいつ急変するかも
知れない。若い頃は少々の時化でも無茶を
してきたけれど、そのおかげで何度も
失敗してきた。お客さんは限られた日にちで来島
される。中には宮古島でダイビングを
楽しむのを数日前から楽しみにして、つらい仕事も
我慢してきた方もおられるだろう。
その気持ちがわかっているから、ギリギリまで
時には無茶をしてまで船を出していた。
今は、おそらくどこのショップよりも早く船を
陸揚げして中止している。海は静かに見えても、
風が吹き始めれば、「ちょっと待ってくれ」と
言う声を自然は聞いてくれない。今でも頼まれて、
台風が接近しているのに海に出るか出ないか
迷うときもあるけれど、早めに中止を決定する
ショップは、えらいなぁ~と思う。
どこのショップも海に出るか、中止するか?
判断を下すのは難しいところ。
ショップの判断で「中止」と決まれば、それは
ご先祖様の声だと思ってあきらめる。
私もオバァのようなことを言うようになってきたかな?
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