幻の大陸と呼ばれている環礁で潜った。
1本目~3本目海に入るまで普通に漁をしていた。
3本目浮上したときに水面の異変に気づいた。
月や星の明かりを遮断するように、分厚い
カーテンに覆われているような感じ。
水面から顔をだすと、その異様な臭いは
口では表せない。
船に上がってライトで水面を照らすと、
あたり一面、真っ赤っか!レッドカーペットの
上に船が乗っかっているようだ。
原因はサンゴの一斉産卵!たしか昨年は、
新暦の5月21日に東海岸一帯にサンゴの
卵が流れついた。まだ、水温も低いのに、こんな
大規模なサンゴの一斉産卵を見るのは
初めてのこと。小さな卵は身体の隅々にまで
入り込んで、特に頭からもサンゴの臭いがして
家に帰ってからシャワーをいくらあびても、
しばらく臭いがとれなかった。
絶滅しそうになっていることを知ったのか?
これほど大規模なサンゴの産卵を見たのは
初めてだった。4本目も潜ったけれど水中での
視界が、わずか数メートル。まるで濁った
池の中に顔をつけたような感じで、浮上して
すぐに引き返してきた。
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