「関心領域」観てきました!あさって終了、間に合った!
アウシュビッツ収容所の壁一つ隔てただけのお隣で暮らす、ドイツ人将校でお金持ちな家族の日常の話。
アメリカ・イギリス・ポーランドの合作映画。
冒頭のタイトルの音演出がカッコよかったです。映画館であれだけ長い時間真っ暗になるのはなかなかドキドキします。映画館ならではの暗さなのです。見えないと音に敏感になって...
ラストも、終わり方どうなるんだろう...と思ったら、良い感じの音の演出。階段かー!
ドイツ人ファミリーの日常の中には、ずーっとお隣アウシュビッツの悲鳴や怒号、発泡音がずーっとずーっと流れている。もうそれが日常の音。オソロシイ。お手伝いさんも複数いる豪華なお家で、美毛皮のコートや香水、そんな会話の中にあのアウシュビッツがある。同じ時、同じ場所。
だからと言って、詳しいアウシュビッツについては描かれないから、そもそもホロコーストのアウトラインを知らないと、何?ってことになるかもしれない。でもこの映画を観る人はみんな、”荷”の意味は、わかるのか。
でも、映画としてはどうなんでしょう...?音演出はすごかったけど、映画としては...?原作の本はきっとInterestだと思うけどね。