映画「マリウポリの20日間」を観てきました!
ウクライナのハルキウ出身のAP通信ジャーナリストさんがロシアがウクライナへ侵攻してからの20日間を撮影したドキュメンタリー。
すごかった...
本当にこの地球上で起きていること。
実際にニュース映像で見たことのある映像もたくさん出てきた。日本語のニュース映像も数秒だけちらりと。
あ、産科病棟の襲撃映像、その前後もちゃんと記録されていた。プーチンが「フェイクだ」と言ったあの映像ね、あれをフェイクというロシアって...
記者さんは、ウクライナ人であり、記者として映像を残すことに意義を感じているけど、撮影を罵倒する人もいる。怒りをどこにぶつければ良いかわからなくて。すべてが本当のウクライナ。空爆はもちろん機関銃の音もドドドドって聞こえている中、走って移動。唯一電波が通じるところまで移動しなくちゃ、伝えられない。撮影するだけじゃ伝えられないもんね。で、10秒ずつ細切れにして送るんだって。電波が安定しないから。
最後は、軍や警察に守られてマウリポリを脱出するの。命懸け。戦車があちこち走っているんだもん。走って移動する途中でも、爆弾があちこちから落ちてくる。おそろしい。
記者さんにもお嬢さんが二人いて、ウクライナ人として記者として、父として思うことを冷静に綴っていた。
でももう、2年も前のこと。みんなマスクをしているのがまた切ない。まだロシアによるウクライナ侵攻は終わっていない...