映画「オッペンハイマー」観てきました!
3時間越えの作品、ずーっと面白かったです!
冒頭から音が凄い!映画館で観てよかったです。
淡々としている中に、原子爆弾の音がもの凄いのです。実験の光なんて、こんなに明るい映画館初めて!というくらい光の刺激が凄かった。それくらい、地球上にあり得ないモノを造り出しちゃったってことなんだと思うけど...
科学者として、モノを造ることはできてもそれを制御する術がないことへの葛藤とか、日本に投下された影響を知った時のココロの機微とか、あの黒い...(書けない)1シーン、1カットだけ描かれているんだけど、3時間の映画の中の数秒でめちゃくちゃ伝わってきた。
なんか社会に通じるものがあるよね、作る人と、指示を出す人、実際に使う人、陰謀を企てる人、自分のためだけに利用する人...、で、その犠牲になる人...
日本で公開されるか否か話題になっていたけど、結果、公開されてどうなんでしょう。公開されて話題になって論議する方が未来的なんだと思うけど.....産み出した本人が軍縮を訴えているのに、もはや国の策略に使われ出しちゃったから....
原子爆弾2つが凄い頑丈な箱に入れられてゆっくりトラックで運ばれていく様子を見送るシーン...ああいうアングルって凄いね、あの1カットだけで色々考えちゃうもん。時々、肌が...(これ以上書けない...)とかね。
3時間飽きないのは、音と光の効果が大きいんだと思うー。そこが映画というエンタメになっているんだろうね。4DXで観たシン・ゴジラよりずっと身体に響いた気がする。ぜひ、映画館で観ることをお勧めします。