しばらく留守にしておりました。主なき間に、薔薇は盛りを迎えていました。
毎年恒例の友人たちを招いてのお茶会を三々五々して来ましたが、今年は残念ながらできません。それで、親しい友人に、留守でも庭に入って薔薇を摘んで行ってとメールしたところ、「大きな目立つ枯れ枝があったので、取っておいた。ついでに少しだけ草取りもしておいた」とのありがたいメールが返って来ていました。それがこの枝。イングリッシュローズのモーティマー サックラーです。紙切り虫が入り込んで、瀕死の状態です。


「人と会ってはいけない」と、国から号令をかけられ、不要不急の外出は避けるようにと言われておりますが、私の場合、もうずいぶん前から引きこもりを続けているので、何の変化もないのですが、後期高齢者グループの友人知人たちは、年ごとに少なくなっているので、ここで1年会わないと、高齢ゆえに元気だろうかと気を揉むことが多く不安が増幅します。会って他愛無い世間話をするだけなのに、会えないことの頼りなさ、漂流感のようなものは何なんでしょう。
例えば古い友人の Iさんご夫妻と会うことで私は自分を確認しているような気がしますけれど、それができないからでしょうか。
まったく手入れをしない薔薇たちですが、健気に今年も咲いてくれましたので、紹介します。庭に来られない友人たちには写真を見て頂ければと思います。
これは、ルージュ ピエール ド ロンサールの咲いているところと蕾。雨の多い年だと、蕾のままで長くおりまして咲かずに枯れてしまいます。


ミニ薔薇のさおり

紫玉


名前を失念 古い古いイングリッシュローズ

もっとも古いイングリッシュローズの名花 グラハム トーマス

シティー オブ ヨーク

ピエール ド ロンサール


フランソワ・ジュランビル
とても丈夫で長く伸びます。蕾も可愛いです。

後は庭の風景











一日も早いコロナの終息を願いつつ。