笠ヶ岳敗退
朝の3時に仲間とふたりで、槍見温泉へ車を飛ばす
5時前に出発して荒れた登山道を登る
クリヤ谷を渡る箇所は水量が多く飛び石伝いに行けず
相棒は靴を脱いで渡ったが、自分は靴のまま渡ったので片足は濡らしてしまう
錫杖沢出会いあたりより完全な雪面歩きになり、アイゼンを装着
クリヤ谷の岩小屋前はかろうじてのスノーブリッジを渡って小屋へ
クリヤ谷沿いは適当に雪をひらって夏道近くを歩くが
次第に安全な雪稜とルートをとる
クリヤノ頭は上手くトラバースできたが
次の雷鳥岩は上まで登ってしまい、笠に向かうには無理で
戻って夏道のように長いトラバースをするしかない
9時50分頃だったので時間的にはなんとかなるかもしれないが
長いバックステップの下りを考えると、この疲れ方では無理と判断
撤退を決めて戻り出すと案の定、足の痙攣
もっと足腰を鍛えてからでないと長いルートは無理と思い知った。