計画から行くと、今日は二つ目の五郎ちゃん予定!
つまり鷲羽岳を超え水晶小屋から野口五郎岳を往復できないかと
漠然と考えていたのだが・・・
どうやら若い二人は3時頃から起きだし
4時半頃には折立へ向かうと、自分のテントに告げに来た!
ヘッ電を点けて出発するのを見送り、簡単に朝食を済ませて出発の準備!
膝のためにはたとえアタックザックでも少しでも荷物を軽くしたいが
必要最小限のビバーク用品と行動食、水2リットルを詰め込んで5時半に出発
テン場の後ろは笠ヶ岳
今日は薬師岳もスッキリ!
三俣蓮華岳をスルーして山荘へトラバース出来る分岐点だが
この時点で、右足は膝を庇うせいか?外側のくるぶしが、一歩一歩傷みだして
完全に戦意喪失!
それに明日はまた、家財道具?一切を担いで長丁場を自力で戻らねば!
で時間は早いが、三俣蓮華を踏んでから撤退する事に!
頂上から眺める山並み
↑右から鷲羽岳、ワリモ岳、水晶岳
↓硫黄尾根の向こうは大天井岳だろうか?
槍
穂高
↑コルには双六小屋が見える
この鷲羽の登りに膝は持たないだろう!
↑ 三俣山荘までは行かずに、テン場からトラバースルートに入って行く
引き返しながらの薬師岳
黒部五郎岳とカール
五郎の小屋に戻って来た
まだ10時半なので、明日の下山が少しでも楽になるよう?
テントを撤収して、北ノ俣避難小屋へ移動してあっちで寝ることも考えたが
今日食べれば少しでも軽くなるし
ゆっくりと脚を休めたかったので、このまんまステイを決め込む!
あんなにあったテントもガラガラになったので
地面のフラットなお嬢さんいた場所にテント移動
家財道具を外に放り出し、張り綱を外して
テントをヒョイと持ち上げて引っ越完了(^^♪
15日の明け方は寝ぼけながら
テントに落ちる雨音を聞いてたが、また寝てしまって
起きたのは4時半、慌てて腹ごしらえし
テントの撤収時には雨も止んで明るくなった
帰り道で傑作だったのは、半泣き状態で五郎から降りている時に
すれ違ったおっさんとの会話
おいら:今日はどちらまで?
おっさん:太郎の方へ!
おいら:??今朝はどこから出られたん?
おっさん:五郎の小屋!
おいら:あんた今、五郎へ登ってるよ!
どうもおっさんは五郎から降りて来て、太郎に向かってる最中
どっかの看板でまた同じ道を引き返したようです(^^♪
北ノ俣避難小屋への分岐しか無いコースなんですがね!
飛越トンネルまでの下山はヘロヘロで
何度も転倒して頭に切り傷まで作ったが
無理した膝の代償は高そうだ(^^♪