おばVAN日記帳 ~明日は誰に逢えるかな?~

鳥さん、虫さん、野の花。朝焼け、夕日、月の光。世界は、愛おしい者たち、美しい時で満ち溢れている。

MUSIMUSI 2021/05/04 ⑤ 里山の虫さんたち その1

2021年05月10日 15時08分51秒 | 虫さん
『里山の虫さんたち その1』って、
まだ続くのか~!?とお思いだろうけれど、
実に、申し訳ない! 
まだまだ続きそう・・・デス。
もう少々、お付き合いの程を・・・






カゲロウを見つけた。
あのフタスジモンカゲロウとは違う。



ウエノヒラタカゲロウのようだ。
もちろん、そんな名前の虫は初めて。



このカゲロウの幼虫たちは水中で過ごす。
そのため水質調査の指標生物になっていて、
ある意味、幼虫の方が人気のようだ。

あ、そう言えば・・・
『カゲロウって蟻地獄のでしょ!?』
そういうことを言う方がいらっしゃる。
あれは、ウスバカゲロウの幼虫。
ウスバカゲロウは、アミメカゲロウ目
このウエノヒラタカゲロウや、
フタスジモンカゲロウは、カゲロウ目
全くの別物。
カゲロウ目の幼虫は、水の中で暮らす。



車の窓に何かが飛んで来て止まった。



見たことのない1cm程の虫さん。
コカクツツトビケラだった。
トビケラと言う虫の名のは、
聞いたことはあったけれど、
見るのは初めて!

この幼虫も川の中で生息し、
落ち葉や藻類を食べて育つらしい。
そしてその幼虫が、 
砂粒や落ち葉で四角柱の巣を造るのが、 
『角筒』の名前の由来。
河川上流部には、
『大角筒』と言うのもいるそうだ。

このコカクツツトビケラや、
ウエノヒラタカゲロウに、
フタスジモンカゲロウ
こう言った昆虫に逢えるのも、
この里山に清い流れがある証拠だろう。






ちっちゃなヒシバッタ



ツチイナゴは、丸々と太って・・・(笑)



バッタさんたち、
あっちこっちでピョンピョン跳ねてた。






ジョウカイボンは、良く見かけた。





これも、ジョウカイボンの仲間、
セボシジョウカイ


体長1cm程しかない。


首のあたりにある黒★がチャームポイントね。





ヤマトシリアゲも多かった。
でも、なかなかオスと逢えない。




あるヤマトシリアゲが変な動きをしていた。


両翅をグルグルと回転させていた。


動画で撮れば良かったな~。
オスがメスにアピールしているのか?
と思ったら・・・


メスだった。
何していたんだろ~?
単なるストレッチ?




帰り間際に、やっとオスに出逢った。
サソリのシッポみたいな腹部先端が特徴。

肉食のヤマトシリアゲ
オスはメスに餌をプレゼントして、
メスがそれを食べている隙に、
まんまと手籠めにしてしまう。
なんちゅうやっちゃ~!

あ、さっきのメス、
もしかしたら・・・
「アタシここよ~! ご飯ちょうだ~い!」
とでも言っていたのだろうか?