『里山の虫さんたち その1』って、
まだ続くのか~!?とお思いだろうけれど、
実に、申し訳ない!
まだまだ続きそう・・・デス。
もう少々、お付き合いの程を・・・

カゲロウを見つけた。
あのフタスジモンカゲロウとは違う。

ウエノヒラタカゲロウのようだ。
もちろん、そんな名前の虫は初めて。

このカゲロウの幼虫たちは水中で過ごす。
そのため水質調査の指標生物になっていて、
ある意味、幼虫の方が人気のようだ。
あ、そう言えば・・・
『カゲロウって蟻地獄のでしょ!?』
そういうことを言う方がいらっしゃる。
あれは、ウスバカゲロウの幼虫。
ウスバカゲロウは、アミメカゲロウ目。
このウエノヒラタカゲロウや、
フタスジモンカゲロウは、カゲロウ目。
全くの別物。
カゲロウ目の幼虫は、水の中で暮らす。
車の窓に何かが飛んで来て止まった。

見たことのない1cm程の虫さん。
コカクツツトビケラだった。
トビケラと言う虫の名のは、
聞いたことはあったけれど、
見るのは初めて!
この幼虫も川の中で生息し、
落ち葉や藻類を食べて育つらしい。
そしてその幼虫が、
砂粒や落ち葉で四角柱の巣を造るのが、
『角筒』の名前の由来。
河川上流部には、
『大角筒』と言うのもいるそうだ。
このコカクツツトビケラや、
ウエノヒラタカゲロウに、
フタスジモンカゲロウ、
こう言った昆虫に逢えるのも、
この里山に清い流れがある証拠だろう。

ちっちゃなヒシバッタ。

ツチイナゴは、丸々と太って・・・(笑)

バッタさんたち、
あっちこっちでピョンピョン跳ねてた。

ジョウカイボンは、良く見かけた。

これも、ジョウカイボンの仲間、
セボシジョウカイ。

体長1cm程しかない。

首のあたりにある黒★がチャームポイントね。

ヤマトシリアゲも多かった。
でも、なかなかオスと逢えない。

あるヤマトシリアゲが変な動きをしていた。

両翅をグルグルと回転させていた。

動画で撮れば良かったな~。
オスがメスにアピールしているのか?
と思ったら・・・

メスだった。
何していたんだろ~?
単なるストレッチ?

帰り間際に、やっとオスに出逢った。
サソリのシッポみたいな腹部先端が特徴。
肉食のヤマトシリアゲ、
オスはメスに餌をプレゼントして、
メスがそれを食べている隙に、
まんまと手籠めにしてしまう。
なんちゅうやっちゃ~!
あ、さっきのメス、
もしかしたら・・・
「アタシここよ~! ご飯ちょうだ~い!」
とでも言っていたのだろうか?