おばVAN日記帳 ~明日は誰に逢えるかな?~

鳥さん、虫さん、野の花。朝焼け、夕日、月の光。世界は、愛おしい者たち、美しい時で満ち溢れている。

半年ぶりの車中泊は吉野ケ里

2022年10月10日 00時31分30秒 | 車・車中泊
金曜日、仕事を早めに切り上げ、
向かった先は、道の駅『吉野ヶ里』
半年ぶりの車中泊だ。
そして、なんと、今年初の県外!(笑)

道の駅の所在地は、
確かに佐賀県の吉野ヶ里町ではあるけれど、
『吉野ヶ里遺跡』からは結構離れている。
福岡県側からだと、
県境の東背振トンネルを抜けてすぐ。




かなり高台にあるので、見晴らしはいい。



ただこの日は、
普賢岳や有明海までは見えなかった。

よ~く見えたのは・・・



数年前、
ここから飛び立ったヘリコプターが、
民家に墜落する事故があって、
大騒動だったな~。





遠くからでも目立つ白い花。


ヒヨドリバナよね、これ。
アサギマダラが好きな花のひとつ。

アサギマダラ、いないかな?
と、探して見たけれど、
もう夕方だったし、
虫さんそのものがいない。


いたのは、蟻さんたちだけ。


結構、大きめの蟻さん。
ピンボケだけれど、
腹部に毛が生えているのが分かる。


噛まれたら、痛そうな下アゴ。
オオクロアリかな~?






ただでさえ陽の入りが早くなっているのに、
山の中だと更に早い。



そして、山の中だと、
お陽さまは赤くならずに、
輝きを残したまんま沈んで行く。


海に沈む真っ赤な夕陽が見たいと、
余計に思ってしまう。



さて、陽も沈んだことだし、晩ご飯!


肌寒くなると、やっぱりコレね。


でも、私、汁物の中で、
ドロ~ンとなるお餅は嫌いなので、
もったいないけれど退場して頂く。



そして、道の駅で売られていたので、
思わず買ってしまったコレ・・・



『鯉のあらい』
佐賀県では、小城市のモノが有名で、
それが、吉野ヶ里町で売られているなんて、
思ってもいなかった。


活きた鯉をさばいて、薄く切り、
氷水で洗って身を引き締め、酢味噌で頂く。
刺身とはちょっと異なる。
郷土色が強い料理だから、
口にされたことがない方も多いのでは?

佐賀県の小城市では、
名水百選にも選ばれた清流にさらされ、
臭みを抜いた鯉を使った料理が提供され、
名物になっている。
私も、過去2度ほど食べに行ったことが・・・

その時の写真が残っていた。



お店によって違うだろうけれど、
ここでは一面氷でキンキンに冷やされていた。




お店の裏に、名水百選の『清水の滝』から、
水を引いた鯉の放流場があった。
ここで、しばらく泳がせて、
鯉の臭みを抜くのが、美味しさの秘訣らしい。

でも、この時、ちょっと笑えることが・・・

福岡ナンバーで、車体に那珂川町、
そう書かれたトラックがやって来て、 
鯉をここに放っていた。

えっ、私たち、
わざわざ福岡から食べに来たんだけれど、
ここの鯉って、福岡のだったわけ~!?

ま、小城産の鯉とは、
どこにも書いてはなかったけどね。



清水の滝のそばには、
立派な鯉の供養塔が建っていた。


この写真撮ったのが、2008年だから、
14年振りの『鯉のあらい』を、
予定外に衝動買いしてしまったけれど、
実は・・・



おつまみ的なおかずを、
すでに二品も購入済みだったのよね~(笑)
どっちもサッパリ系だから、まっ、いっか。






鍋焼きうどんも、グツグツ言い出した頃、
小鳥の鳴き声が・・・

ん? この声は・・・


分かるかな~?
葉っぱと同化してしまっているヤマガラ






せっかく姿を見せてくれたのに、
夕暮れ時なので、ピントが合わな~い(涙)





十三夜の前日のお月さまが昇って来た。

月見をしながらの車中泊飯。



久々の車中泊飯の豪華なこと!
お御馳走様でした!





食後のコーヒーを楽しんでいたら・・・


えっ、雨?


結構なザ~ザ~降り。

ありゃ~、明日は大丈夫かな~?
雨音を聞きながら、
もう寝るしかない車中泊の夜。