昨日の昼下がり、
仕事場の外を飛ぶ黒っぽいものに、
目が釘付けになった。
黒の中に、白が見える。
チラッと、赤・・・
ナガサキアゲハのメスかな~?
それにしては、サイズが小さい。
えっ、青も~!
生垣の中に舞い降りたので、
気になって見に行った。
え、ええ~っ!?
これって、もしや・・・
慌てて、カメラを取りに戻る。
お願いだから、
そこから動かないでね~!と祈りつつ・・・
良かった!
まだ、いてくれた~!
コレは、アレだ、アレ!
サツマニシキ~!
日本一美しい(南方系の)蛾
と、言われている。
ホント錦と言う名に恥じない美しさ。
宝石を散りばめたようだ。
サツマニシキは、マダラガ科の蛾。
本州(紀伊半島あたり)から、
南西諸島まで分布。
成虫は、日中活動し、
樹の花の蜜にやって来る。
幼虫はヤマモガシの葉のみを食べる。
そのため、ヤマモガシの減少と共に、
数を減らしているらしい。
山口県では絶滅危惧種に指定されている。
こんな所で、お目にかかれるとは、
私って、ラッキー!
あ~、カメラ間に合って良かった~。
それにしても、最近、
虫神様、気前がいい。
気前が良すぎて、怖いぐらい。
何か、企んでいらっしゃるのでは・・・