むか~し、私にとってまだ鳥さんたちは、
ただボンヤリと眺める対象だった頃、
なにかで、シギチと言う言葉を聞いた。
へ~、そんな名前の鳥がいるんだ~!と、
その時は思ったんだけれど・・・
シギチって、
シギ・チドリ類の鳥をまとめて、
略してそう呼ぶと知ったのは、
割と最近のコト。
シギチの多くは、
南の地域で越冬するための渡りの途中、
日本に立ち寄る旅鳥。
シギチたちは、姿かたちや色が似てて、
見分けにくいことでも知られている。
そのため、
シギチ沼にハマる人が多いと言う。
幸い、私の縄張りでは、
あまり多くのシギチは見られないので、
まだシギチ沼にはハマっていない。(笑)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/cc/728d601889a7f606216e214b1522e11c.jpg)
私が鳥撮りを始めて、
1番最初に認識したシギチが、
この鳥、イソシギ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/36/97198cc1a6fefbc4cc269b2e96ac409f.jpg)
イソシギって、その名の通り、
磯にいるもんだと思っていたけれど、
川辺で見かける方が多いみたい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/d2/6c9f04efa80282f19f03a2da023ece58.jpg)
九州北部では年中見られるし、
日本の北の方から越冬のためにも、
こちらにやって来る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/6f/51ea01eb32c7f8dde0844f8d27c68cf2.jpg)
通常は単独行動で、
渡りの時だけ小さな群れになる。
去年見かけた時、
珍しく4羽も一緒に行動していたのは、
渡って来た直後だったのだろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/1a/0951c264d3cead6e244a645d82d2ff09.jpg)
腹部の白が、羽の付け根あたりに、
食い込んだように見えるのが特徴。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/7c/a9a929387193c3698b2fa0cdc2ae9807.jpg)
その後ろ姿に、コチドリかと思った。
なにぶん、この川辺では、
コチドリしか見たことなかったから・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/f9/c85016f3525cf6af65e93db0ff6b43b2.jpg)
でも振り返ったその姿、
コチドリじゃな~い!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/ca/ae3188f81e5d0f1eadb18672e4133630.jpg)
コチドリだったら、
黒い鉢巻きしてるし・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/ce/4a02586a29fc972b9db60f494277a5e2.jpg)
金色のアイリングが目立つはず。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/92/8cc4d66367f46af49773240b4d058ca0.jpg)
この鳥さん、シロチドリか・・・?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/75/2e0c2187eabd3612dc6574fa0602f2f4.jpg)
シロチドリは、足が黒っぽく、
胸の黒い帯はつながらない。
と、日本野鳥の会の説明なので、違うな~。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/c0/21f20a3f7fc3425004d3d1d0126cc00f.jpg)
もしかして、ハジロコチドリ?
稀な旅鳥、冬鳥らしいが・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/b6/ceb75ad657bcdc4ac8c12763b99840f1.jpg)
ハジロコチドリは、
翼の上面に白い帯があって、
飛んでいる時に目立つらしいけれど、
残念ながら、それは確認出来なかった。
稀な・・・と聞くと、
テンションが上がってしまうのよね~(笑)
そして、こうやって、
沼にハマって行くんだろうな~と、
つくづく実感・・・