近所の川辺で、
ハクセキレイを撮っていたら・・・

ん? 今、誰か、横切ったよね?

コチドリさんだった!

夏鳥のコチドリさん、
もう、そんな季節になったんだね~。

上空を気にしている。
トンビが飛んでたからか・・・?

金色の目立つアイリングに、
黒い鉢巻き模様が特徴的なコチドリ。
チドリの中でも最小クラスで、
全長約16cm。

あ、また上見てる。

と、思ったら・・・

その場にペタッと座り込んでしまった。

チョコチョコ動いているよりも、
じっとしている方が、
体の色が河原に溶け込んで、
上空から見つかりにくい。
小さな、か弱い生き物の、
生まれながらに持っている知恵。

トンビ、行っちゃったかな?

立ち上がって体をブルブルさせて・・・

再び、歩き出した。




トンビ、ま~た来たのかな~?

そして、またしてもペッタンコ作戦。

ちっちゃなチドリたちが、
上からの外敵をやり過ごすための、
このペッタンコ作戦。
知ってはいたけれど、
初めて実際に見ることが出来た。

この河原に毎年やって来るコチドリ。

今までに、オスの求愛行動や、
交尾は目にしたことはあるけれど、
それ以降がさっぱり。

この河原のどこかに巣を作って、
卵を産んで、
そして子育てをしているはずなのに、
まだ一度もお目にかかっていない。

ヒナ連れのコチドリ、見てみたいな~!
そして、そのヒナたちを守るための、
究極の知恵「偽傷行動」を、
一度でいいから、拝ませて頂きたい!
あ・・・ でも、それって・・・
あ・・・ でも、それって・・・
ヒナたちに危険が迫るってことなのよね。
ん~~~、葛藤・・・