昨日、笹栗九大の森で、
1番最初に出逢った蝶は、
イシガケチョウ!
ゆったりと飛ぶ白っぽい蝶を見かけ、
もしやと思い追いかけて、追いかけて・・・
やっと撮れたこの1枚!
初っ端にイシガケチョウに出逢うとは、
幸先が良いこと、この上ないっ!
テンションが上がりまくる⤴⤴⤴
樹の幹でじっとしていたのはアカタテハ。
なかなか降りて来てくれない。
やっと飛んだと思ったら、別の樹へ。
なんか、ず~っと見下ろされていたな~。
こちらは、更に高い樹の上。
10mまではないと思うけれど、
かなり高い樹のテッペンだ。
「あそこに蝶がいるよ」
と、指差しても、誰も分からないだろう。
私だって、そこにいる状態では気付かない。
真っ青な空をバックに、
その翅を銀色に輝かせながら飛んでいた。
それを、じっと目で追っていたから、
分かっただけのこと。
ウラギンシジミだ。
男子? 女子? どっちだろう?
あ、オレンジ色!
男の子だね。
降りて来てくれないかな~。
しばらくして、
翅を広げかけている男子に逢った。
さっきの樹の上の子かどうかは不明。
完璧にパッカ~ンと開くことなく、
飛んで行っちゃった。
ウラギンシジミの女の子は、
木漏れ日の射す林の中が好きみたい。
ウラナミシジミ
自宅近所の川辺では、
もう姿を見かけないけれど、
この森には、まだ美しい個体がいた。
キタキチョウ
ヤマトシジミ
そして、ここにいるはず!と、
探していた蝶にやっと逢えた!
メスグロヒョウモンの男の子。
男子は、よくある豹紋模様だけれど、
その名前の通り、女子は黒い。
女子には何年か前逢っていたので、
ぜひ男子にも!と思っていたのだ。
やっと逢えたので、
追っかけまわして撮っていた・・・ はず・・・
なのに、
途中でツマグロヒョウモンの男子と
入れ替わったのに気付かず撮っていた私。
お馬鹿・・・
この時期、みんなもう翅が傷んでて、
ただでさえ似ているのに、
見分けが付けにくいのよね~。
・・・と、言い訳・・・
昨日は、ムラサキシジミによく逢った。
なかなかユニークなお顔をしてる。
この蝶も、ウラギンシジミと同じく、
表翅をすんなりとは見せてくれない。
たくさん飛んでいたのに、
その美しい翅を披露してくれたのは、
この1頭だけ。
笹栗九大の森の、
池の周りの散策路から少しはずれ、
林縁をウロウロしているオバサンを、
行き交う人々は怪訝そうに見ている。
でも私は逆に、
ペチャクチャおしゃべりしながら、
散策路を行く人たちに、
憐みのまなざしを向けている。
ここに、こんなにも素敵な、
まるでキラキラ輝く宝石のような、
小さな生き物たちがいることを、
あなたたちは知らずに通り過ぎている。
なんて可哀そうな人たちなんだろ~って・・・
1頭のムラサキシジミが飛んで来た。
もう翅はボロボロ・・・
蜂か、アブかが、
ムラサキシジミを追い払おうとしてか、
猛烈にアタックしてくる。
負けるんじゃないよ!
「イシガケチョウ」はこちらでは見られないチョウです。
いいなぁ~
メスグロヒョウモンもムラサキシジミも会ったことがなくて、
いつか会いたいチョウがいっぱいです。
それは、お互い様ですよ。
こっちでは、ギフチョウとか、見られませんもん。
南方系の蝶は、今後もどんどん北上して行くだろうから、
そのうち見られるようになるかも~ですよ。
いいことじゃ、ないだろうけれど。
残念ながら、
北の蝶の南下は望めそうにありませんね。