わたしがつくる、この子たちは、みーんな笑顔です。
いつでもこっちを向いて笑っててくれます。
疲れて帰っても、イライラすることがあっても、
いつでもにこにこ笑いかけてくれます。
20代のころから、だれかの止まり木になりたくて生きてきましたけれど、
40代になってやっと、すこしは役に立つ木になってきた気がします。
疲れたら羽を休められる止まり木は、細い枝から少しずつ成長して、
根っこもしっかり土にふんばれるようになってきて、
これまでの経験ぜんぶが、太い幹になって枝になって新しい葉っぱになって、
まただれかの止まり木になればいいなと思うのです。
止まり木で休んだら、ついでに美味しい実でも食べて、
元気つけてまた羽ばたいてほしいのです。
写真のこの子たちみたいに、
だれかの疲れた心のまわりを、ちょっと温かくするような、
そんなふうに毎日を生きていきたいなと思った夜でした。