時々、面白い仕事が舞い込んできます。
音大を卒業したばかりの頃のことです。
日本の「ラジオ体操第1」を海外にある、
ある会社の工場で、現地の従業員に
仕事前にやらせたいということでした。
私がラジオ体操の音楽をピアノで
演奏したものに、現地の言葉(外国語)で
「ラジオ体操第一~、ようい~」
と言葉を入れたものを作りたいとのこと。
「私でよければ。」と引き受けました。
それは当時、市販されてなかったです。
いや、今でもあるのかしら???
ラジオ体操の音楽をピアノで演奏したのは
それが初めてでした。楽しい仕事でした。
私に面白い体験をさせて下さった
依頼者さんに今でも感謝しています。
それにしても、私が演奏したラジオ体操の
音楽は、いつまで海外の工場で
使われていたのでしょうか?
また、宗教団体からその宗教の教祖さまを
讃える歌の作曲を依頼されたこともありました。
作曲は専門外だから、とお断りしましたが、
一応、作ってみました。でも、教祖様のこと
よく知らない私が作ったもので大丈夫?
「こういう曲は教祖さまのことを
よく知っている、熱心な信者さんが
作曲されたほうがいいと思います。
信者さんの中に音楽ができる方が
あるのではないでしょうか?」
とお伝えしました。納得してもらえました。
2021年に、「町おこしの武将隊」の演武
ステージで使う「武将を讃える歌」の作曲を
依頼されました。それから1年半たちます。
歌詞はもう出来上がっていました。
作曲は専門外なので、なかなか難しいです。
「武将隊の曲」なので、かっこよく
勇ましい感じにするのが決まりですね。
1番の歌詞にも、2番の歌詞にも
3番の歌詞にもマッチした音楽で、
歌いやすく、覚えやすい曲、難しいです。
でも、イメージがかなり形になってきました。
他の武将隊の音楽もリサーチして
時間をかけてり仕上げていきたいです。
「急がないから、じっくり楽しんで
曲を作って下さいね。」
と依頼者さんに言われました。
本当に、この言葉に感謝です!