2020年1月26日、日曜日、岡山県
岡山市にある興除公民館主催の、
”冬のピアノコンサート”に出演しました。
主催者さんからは、「コンサートでは本格的
クラシックのピアノ曲を演奏してください。」
とご注文をいただきました。
演奏する側は「本格的クラシック」との
言葉をどう解釈したらよいか迷いました。
私達、何を求められているのでしょうか?
「本格的」というと、「格調高い曲」?
「格調高い曲」だな~と思う曲でも、
1曲演奏するのに37分かかるなど、
演奏時間の長い曲や、不協和音の響きが続く
現代曲はこのコンサートには
向かないかもしれないですね。
自分では「本格的クラシック」のイメージ
と思っても、日本でほとんど演奏されない
曲も避けたほうがいいかもしれないです。
「本格的クラシック」という言葉は、
「よく知られるクラシックの定番曲」、
「どこかで聞いたことのあるクラシック」、
「教科書に載っているクラシック名曲」に
近いニュアンスに感じたほうがいいかも。
「コンサートの演奏時間は全体で1時間。」
とのご注文もいただきました。
よく知られたクラシックの名曲を中心に、
ピアノ独奏、ピアノ連弾で1時間の
プログラムを構成してみました。
クラシック名曲に季節の曲、
話題の曲もプラスしてもいいかも。
来て下さった方々が楽しめるコンサートに!
最初はブラームスのワルツ15番、
ハンガリー舞曲5番でスタートします。
私が演奏したのは、ピアノ独奏は、
リスト作曲ハンガリー狂詩曲8番
ピアノ連弾は、お話ピアノ連弾
”ブルグミュラーでお国めぐり”より、
「無邪気な思い出」「タンゴ・デ・アラベスク」
そして最後に、季節先取りの曲”春が来た”です。
本番2日前になって、「コンサートのMCも
お願いしま~す!」と言われました。
2日前なので、ちょっとあわてました。
今回は残念ながら、歴女ピアニスト得意の
”歴史トーク”は封印。MCに専念しました。
このコンサートは、開演前と休憩時間の
30分間にコーヒータイムがあります。
お客さんにおいしいコーヒーとお菓子も
楽しんでもらおうとの企画だそうです。
コーヒーとお菓子がそれぞれ
100円で注文できました。
今日のお菓子はコンサートに合わせて、
ピアノをかたどったクッキーです。
思わず、「カワイイ~!」感激です!
「愛のあいさつ」「英雄ポロネーズ」など
よく知られたピアノ曲の演奏が続きます。
コンサートが終わって、アンコールです。
「さくらさくら」や「春の海」をメドレーにした
エキゾチック組曲”日本の春”を演奏しました。
アットホームな雰囲気で、お客さまの
暖かい気持ちを受け止めながら演奏。
心に残る素敵なコンサートになりました。
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