歴女ピアニスト:ピアノコンサート&イベント日記

コンサートホール、社寺、博物館の歴史講座などで歴史トーク&演奏している珍し~い「歴女ピアニスト」のブログ。

岡山興除公民館主催”冬のピアノコンサート”に出演しました。

2020-02-05 11:54:07 | ピアノコンサート
2020年1月26日、日曜日、岡山県

岡山市にある興除公民館主催の、

”冬のピアノコンサート”に出演しました。

主催者さんからは、「コンサートでは本格的

クラシックのピアノ曲を演奏してください。」

とご注文をいただきました。


演奏する側は「本格的クラシック」との


言葉をどう解釈したらよいか迷いました。


私達、何を求められているのでしょうか?

「本格的」というと、「格調高い曲」?

「格調高い曲」だな~と思う曲でも、

1曲演奏するのに37分かかるなど、

演奏時間の長い曲や、不協和音の響きが続く

現代曲はこのコンサートには

向かないかもしれないですね。

自分では「本格的クラシック」のイメージ

と思っても、日本でほとんど演奏されない

曲も避けたほうがいいかもしれないです。

「本格的クラシック」という言葉は、

「よく知られるクラシックの定番曲」、

「どこかで聞いたことのあるクラシック」、

「教科書に載っているクラシック名曲」に

近いニュアンスに感じたほうがいいかも。

「コンサートの演奏時間は全体で1時間。」

とのご注文もいただきました。

よく知られたクラシックの名曲を中心に、

ピアノ独奏、ピアノ連弾で1時間の

プログラムを構成してみました。

クラシック名曲に季節の曲、

話題の曲もプラスしてもいいかも。

来て下さった方々が楽しめるコンサートに!

最初はブラームスのワルツ15番、

ハンガリー舞曲5番でスタートします。

私が演奏したのは、ピアノ独奏は、

リスト作曲ハンガリー狂詩曲8番

ピアノ連弾は、お話ピアノ連弾

”ブルグミュラーでお国めぐり”より、

「無邪気な思い出」「タンゴ・デ・アラベスク」

そして最後に、季節先取りの曲”春が来た”です。

本番2日前になって、「コンサートのMCも

お願いしま~す!」と言われました。

2日前なので、ちょっとあわてました。

今回は残念ながら、歴女ピアニスト得意の

”歴史トーク”は封印。MCに専念しました。

このコンサートは、開演前と休憩時間の

30分間にコーヒータイムがあります。

お客さんにおいしいコーヒーとお菓子も

楽しんでもらおうとの企画だそうです。

コーヒーとお菓子がそれぞれ

100円で注文できました。

今日のお菓子はコンサートに合わせて、

ピアノをかたどったクッキーです。

思わず、「カワイイ~!」感激です!

「愛のあいさつ」「英雄ポロネーズ」など

よく知られたピアノ曲の演奏が続きます。

コンサートが終わって、アンコールです。

「さくらさくら」や「春の海」をメドレーにした

エキゾチック組曲”日本の春”を演奏しました。

アットホームな雰囲気で、お客さまの

暖かい気持ちを受け止めながら演奏。

心に残る素敵なコンサートになりました。




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