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11月開催予定の安城市でのイベント。
主催者さんとの打ち合わせ会に行きました。
まず会場、”アンフォーレ安城”にある
”南吉ピアノ”の前で主催者さん、
スタッフさん代表者、関係者一同
集合しました。
安城は童話作家、新美南吉ゆかりの地です。
南吉が、ここで女学校の先生をしながら
創作活動を行ったそうです。
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女学校の先生をしていた時代の南吉は、
こんな俳句を残していました。
「講堂に ピアノ鳴りやみ 秋の薔薇」
女学校の講堂にあったピアノが
アンフォーレの館内に置かれていました。
南吉がその響きを聞いたピアノです。
もちろん展示されているだけで、
演奏はできませんでした。残念…。
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さて、イベントの詳細に関して
いろいろ打ち合わせをしました。
コロナ禍の中でのイベントなので、
とても制約があるように思います。
当初、子供達のハンドベル演奏や
コーラスなどを考えていましたが、
コロナがまだ収束していない今、
ハンドベル、コーラスの団体が
まだ練習を開始できない状態です。
「今、練習が充分できない時期なので、
出演はコロナ収束後にお願いします。」
…と、言われちゃいました。
新美南吉作品の朗読と音楽の
コラボレーションも同じでした。
11月のイベントのステージは、
子供達のハンドベル演奏、コーラス、
朗読と音楽のコラボレーションなど
3つのステージを企画しましたが、
グループでの練習が必要なものは、
時期的に実現は難しそうです。
それはコロナ収束後に延期して、
今回、11月は別の方向で
調整していくことになりました。
ホールでは室内楽の練習、
ちょうど休憩時間のようですね。
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エントランスでの展示は、書または
アクセサリーの展示を検討することに
なり、写真を撮って広さを確認。
アクセサリー作家さん、書家さんとの
打ち合わせに入ることになり、
第1回打ち合わせ、終了となりました。
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安城市は新美南吉ゆかりの地として
町おこしをしています。
街のところどころに南吉の絵が描かれ、
お店では、”南吉グルメ”といって、
南吉にちなんだメニューもあります。
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観光案内書には、”どんぎつねうどん”、いや、
”ごんぎつねうどん”のお店が載っていました。
残念ながら現在、”ごんぎつねうどん”は
メニューにありませんでした。
”ごんぎつねうどん”は、
南吉のお話にちなんで、
夏になるとウナギ、秋になると
栗が乗っているのでしょうか…?
代わりに”野菜あんかけうどん”を注文。
おいしかったです。充分満足できました。
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