ぶろぐのおけいこ

ぶろぐ初心者は書き込んでみたり、消してみたり…と書いて19年目に入りました。今でも一番の読者は私です。

丸三(和歌山市の中華そば)

2021-02-18 20:15:53 | 食べもの

 先日、和歌山へ用事があったので、行った先で、中華そばのお薦めはどこかと尋ねてみました。もちろん、これまでも何度も和歌山で中華そばを食してはいます。

 そこで一番に薦められたのが、丸三という屋号のお店。地元の二人が言うことに、ここはケモノ臭いがうまいと。もちろん誉め言葉です。その丸三に行ってみました。

 残念ながら、ケモノ臭いかどうかは、私の鼻では確認できませんでした。20席くらいのお店です。予想にたがわずテーブルにはゆで卵とサバの早なれ寿司が置かれています。予想していなかったのがラップでくるんだ巻き寿司も同じように置かれていたこと。お客さんたちを観察していてわかったのは、私のようなよそ者はいず、どのお客もこのお店に慣れているということ。平日のこと、老人のご夫婦も何組か。当たり前のように席に座って注文を告げると、当たり前のように、巻きずしやゆで卵を頬張る。メニューは、中華そばと特製(チャーシュー)、そのレギュラーと大盛の4種類。そのほかに早なれ寿司と巻き寿司、玉子。これだけ。

 この中華そばと特製というメニューのパターンは、井出系なのだと今回教わりました。井出商店で修行した人が独立してお店を持つとき、みんな師匠をリスペクトして中華そばと特製というメニュー構成にするのだそうです。ですから、ここは井出系。

 早なれ寿司を食べてみましたが結構味が濃い。早い話が塩も酢も強い。きっと和歌山の人たちの標準がこれくらいなのでしょう。中華そばがやってきました。結構こってりした豚骨。みそ味のラーメンのごとくドロッとしている。和歌山の中華そばの丼って、世間のラーメン屋さんの丼より小ぶりですよね。ペロッと食べてしまいました。こてっとしたおいしい中華そば。なるほど、これが地元民お薦めの丸三なのだな。満足しました。入店から「ごちそうさん」とお店を出るまで20分ほどだったでしょうか。このスピーディーなのも和歌山風なのでしょうか。

 ところが、後から脂の濃さが腹に残ることに気づきます。それに口の中が脂べっとりなのに気づく。調子に乗って大盛にしないでよかったと思いました。おいしいけれども、私の年齢、私の体では、あまり頻繁に食べるものではないと気づきました。


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