青春18きっぷ（1）

  この夏、青春18きっぷを買いました。何年ぶりのことでしょう。以前に会社の仲間と遊びに行くときに使ったことがありますが、それを除くと結婚後、買うのは初めてではないでしょうか。
  さっき、車内の広告で気づいたのですが、青春18きっぷ30周年だそうです。とりあえず、北陸方面に向けて、平日の朝8時過ぎに京都駅にいたと思ってください。
　8時22分発、湖西線経由敦賀行きに乗る予定です。時刻表の湖西線・北陸線のページで確認。2,3番線ホームに行きました。3番線は湖西線、2番線は東海道本線(琵琶湖線)と案内されています。ホームの電光案内にはまだ当該の列車までは表示されていません。この機会にトイレに行っておこうと思い、跨線橋を渡ってトイレからの帰り、アナウンスが耳に入りました。「8時20分発米原行き、8時22分発敦賀行きは0番ホームから発車する」という案内でした。0番ホームというのは京都駅の一番北側（京都タワーの側）のホームで、東海道線上り(北陸線)と案内されています。サンダーバードなど優等列車が次々に出ていくホームです。なるほど、0番で待てばいいのだなと思った後、それにしても同じホームから2分差で出発とは過密なダイヤだなと感じたのでした。

　0番ホームでのアナウンスでわかったのは、網干から12両で滑り込んだ新快速はこのホームで分割し前8両は東海道線(琵琶湖線)を経由し米原へ、後ろ4両は湖西線を経由して敦賀に向かうということ。その発車時間差が2分ということです。自分は敦賀行きに乗りたいわけですから、後ろ4両でなければ目的地に連れていってもらえません。
　整理をします。時刻表を眺めても得ることができず、現地へ行って初めてわかった情報がふたつあるということ。ひとつ目は、目的の列車は2,3番ホームではなく0番ホームから出発する。ふたつ目は、乗る号車を間違えると違う所に行ってしまうということ。この情報は時刻表(JTB時刻表7月号)474ページ(湖西線・北陸線)には書かれていません。試しに197ページ(山陽本線・東海道本線)を開くと、分割するという情報が書かれていました。でも、北陸方面を目指す人が東海道本線のほうも同時に開くとは限らないと思いますがどうでしょう。

　私は一人きりだったし、オーディオプレーヤーのイヤホンも使っていなかったので、ふたつのアナウンスがちゃんと聞こえましたが、家族連れやグループならちゃんと聞けていたでしょうか。変だね、来ないねなんて言いながら2,3番ホームで待っていたかもしれません。ネットで検索したらこんな細かい情報は載っていないでしょうね。

（つづく）