ぶろぐのおけいこ

ぶろぐ初心者は書き込んでみたり、消してみたり…と書いて19年目に入りました。今でも一番の読者は私です。

初滑り

2011-03-27 17:47:41 | PiTaPaより遠くへ

    3月26日。桜の花が咲こうという頃になって今シーズン初めてのスキーに出かけました。いつもの奥伊吹スキー場。初めてのスキーが今頃になった一番の理由は財政事情なのですが、この冬は雪が多かったり寒かったりで動きにくかったということもあります。一応、今シーズンも滑ったぞという実績のためにのこのこと出かけました。

   行ってみてびっくり。関西のスキー場でこの時期にこんなに滑りやすい雪は極めて珍しい。例年ならゲレンデの雪をかき集めて、残り雪を味わうという時期です。コブコブのチャンピオンコースが閉鎖になり、日当たりのいい栗の木ゲレンデが一面芝になり、生き残っているコースでもあちらこちらで穴ぼこができて、その注意喚起のためにポールでバッテンが作ってあるという頃なのですが、今年は違います。

 

   駐車場に着いたとき、クルマの温度計は0度。どのコースも閉鎖されていません。いえ、正確には天狗岩コースの向こう側にあるブナ林ゲレンデと、今シーズンオープンした最大46度、平均43度の斜面を誇るニューチャレンジコースとは閉鎖されていました。前者は入込数から開く必要がなかったからでしょうし、後者はオフピステゆえの安全面からの閉鎖だと思われます(下の写真の看板。気持ちが引き締まりますねぇ。私は絶対に近づきませんよ)。よく締まった気持ちのいい雪でした。それにこんなに気持ちのいいゲレンデなのに客の少ないこと。世間の気持ちはすでに春なんでしょうね。


  天気は青空が見えたり、曇ったり、雪が舞ったり。西風が吹き上げるように強く吹いて、やや寒いくらい。滑ると顔が痛いときもありました。15時30分ごろク ルマの温度計は氷点下1度でした。例年この時期は天気さえよければウェアを脱ぎたいくらいに暖かく、改札口の兄ぃもうたた寝をしてしまうくらい過ごしやすいものです。その代わり、雪はカキ氷をぶちまけたような、うっかり尻餅でもつこうものならお尻がぬれてしまうほどにべっしょりした雪か、前夜の冷え込みで カキ氷が再び凍ってガリガリかというような時期です。どちらも雪というよりは氷で色も半透明。もう10年以上前になりますか、第一ゲレンデは半分芝が見 えていて、滑る私とは対照的にピクニック道具を持ち込んでランチを食べていたグループがありました。彼女らはスキーをしに来たのではなく、ピクニックをしに春先のゲレンデにやってきたのです。しかし、今回は前夜から降った雪がそのまま残っているらしく、ちゃんとした雪で、色も白。自分の日ごろの行いに感謝をしました。


  さ て、今シーズン変化したことの一番の話題はリフト券がID化されたことでしょうか。昨シーズン、日付の代わりに「滋賀県」だとか、「猫の日」だとか書いたリフト券を見ました。偽造防止なのかなと思っていましたが、相当偽造券に泣かされているという事実があるんでしょうね。客の側からは何もメリットがあり ません。いちいちゲートを通るたびにしかるべき位置にカードを近づけないとゲートが開いてくれないのですから不便になっただけです。それにIDカードの保 証金500円を購入時に一緒に支払い、帰り際に回収機にほり込んで500円が戻ってくるという仕組み。うっかり家に持って帰ってしまうバカな人もきっといるんだろうなと思っていました。駐車場まで下りて、さあ着替えようと思ったらそのバカは自分だったことに気づきました。着替えてからもう一度回収機まで戻 ることになりました。 (>∩<;)w
  


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2 コメント

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Unknown (ツボ)
2011-03-28 06:42:45
僕も今シーズンは誕生日に一度だけでした
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メールをしようと思っていました (きすけぐみ)
2011-03-28 08:31:58
ツボさま、どうもどうも。

記事にしてすぐにコメントをいただけるなんて。誕生日といやぁついこないだですよね。年を取ってだんだんゲレンデから遠のくようになってしまうのかな。不思議ですね。
5月に会えたらと思っています。まだ返事は出していないけれど。
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